今は多少落ち着いているけど、一時期マスコミで騒がれていた、韓国の問題だけど、この本を読むとちょっと違った角度でモノが見えるような気がしました。
あれだけ、TVで、騒がれているけど、実際の所、韓国国内では、あういうバッシング的なものは、ほとんどないらしく、日本の一部のマスコミがおおげさに取り上げているということが指摘されており、反日感情というのは、実は報道されているほどは無いそうです。 この本での反日の仕組みが成り立つ仮説として2つ挙げていました - 道徳指向の韓国の方には、非道徳的な日本が許せない - 日本の圧倒的な存在感 ちょっと前者の部分の仮説の所をきちんとメモし忘れていたけど、韓国人の方特有の考えというか、儒教的な考えが影響しているようなことが書かれていました。(ごめんなさい、ここはうろ覚え..) 後者に関していうと、従来、韓国にとって、日本というのは、経済的なものも含めて圧倒的な存在だったけど、1989年のベルリンの壁の崩壊をきっかけに、韓国の方の中では、「世界」が広がって、従来の外国と言えば、日本やアメリカだったものが、それ以外の国も視野に入るようになってきて、日本の存在感が「軽く」なったそうです。 日本の存在が薄くなる一方で、アメリカの存在感が大きくなっており、その感情も反米 という形になっているみたい。 読みながらきちんとメモしていなかったから、内容がうまくまとまってないけど、マスコミが報道する以外のことが、わりと冷静に書かれていると思うので、韓国について、すこし深く知ってみたいなぁという感覚で読んでみると、ちょうど良い本だと思います。 ※この本を読んでから、韓国の事についてもう少し知ってみたいなぁと感じたのでそういう意味では、この本は自分的には興味関心を広げてくれたという観点で、よい本でした おまけ: 韓国の方の中で好きな国は カナダ オーストラリア スイス というのが挙げられるそうで、スイスはちょっと違うけど、イメージ的には「広くて自然豊か」というために、好きだそうです(これらの国への実際の渡航者はそれほど多くなないそうです)
by h5y1m141
| 2006-09-27 23:59
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