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150という不思議な数字

仕事がら、最近「口コミ」というものがやけに気になっていて、ちょっと古い本なんだけど、なぜあの商品は急に売れ出したのかっていう本を2週間ほど前に読み終えた。

その本の中で集団生活、150人限界説という個所があって、どれくらいの規模の集団生活を営んでいるのかというものをイギリスの人類学者ロビン・ダンバーが調べた所、ほぼ150人という結果が出たみたい。

さらに、21の狩猟、採集社会を綿密に調べたら、村落の平均人口は148.4人になることを突き止めたそうです。

これと同じパターンがなんでも軍隊組織にも当てはまるそうで
軍事組織の立案者たちは長年の経験から、機能的な戦闘部隊の構成員は実質的に200人を超えることはない、という一般原則に到達している

だそうです。

本当かな??って思っていたんだけど、ここで知ったんだけど、
トリンプの社員は120人でこれは18年前とほぼ同じ数字だそうである。一方、売り上げは18年間で5倍に伸びている。スピード経営の成果であるとし「社員のIQを5倍にしたり、労働時間を5倍に増やすのはまず不可能ですが、スピードならやり方しだいで5倍にできる」と説明する
とあったし、がっちりマンデーの3/12に松井証券の社長が出ていたけど、なんでも少数精鋭で社員数こちらの情報だと148名とのこと。

また、自分の経験に照らし合わせてみると、前の会社にいたとき、当初は120人だったようなきもするけど、会社がどんどん成長して、あっという間に300人、400人となっていくにつれ、なんか会社全体が以前に比べて見えなくなってきたなぁと感じたのも、このロビン・ダンバーの150人限界説なのかな。
by h5y1m141 | 2006-03-19 21:55 | 仕事ネタ
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