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オランダモデル

どうやってたどり着いたのかいまいち覚えていないけど、NED-WLTさんのこのエントリのコメント欄で、オランダの最近の社会事情とかについて書かれている本の1つで「オランダモデル」というのが取り上げられていたのと、CLでPSVがベスト4まで勝ち進んでいて(←これはあんまり関係ないかも)最近オランダという国に興味があったので、GWに読んでみた。

NED-WLTさんのコメントにもあったように、さっと全体を理解するにはよい本で、今までオランダといって思いつくのが「チューリップ」「サッカー」しかなかった自分の頭の中に「インフラ立国」「柔軟な労働形態」「撲滅ではなく、制御するという社会悪へのアプローチ」というものがインプットされました。

オランダになんとなく興味がある人には結構おすすめかも。
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by h5y1m141 | 2005-05-08 18:13

国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて

ゴールデンウィーク中、特にどこに行く予定もなかったので、本を数冊読もうかと思って、ジュンク堂で適当に立ち読みしたのだけど、私が勝手に尊敬している梅田さんが読み始めたら読むのをやめられずに読んだという国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれてをとりあえず買ってみた。

約400P あるうえに、ロシア外交のことに馴染みが無いので、流石にすぐには読みきらなかったけど、1日半かけて、なんとか読み終わった。(はぁ疲れた・・)

当時のムネオハウスとかの報道で、田中真紀子と敵対する鈴木宗男はとんでもない悪党だと思っていたけど、どうもこの本を読む限り、当時のマスコミ報道って公正さに欠けているなぁと思ったのと、ムネオハウスの件は、日本、ロシア側のそれぞれの複雑な事情があったこともこの本を読んで初めて知った。

国益のために、鈴木宗男と共に、身を粉にして働いてきた佐藤さんはこの書籍のタイトル通り「国家の罠」にはまってしまった運の悪い人なのかもしれないけど、512日間もの拘置所生活と、検事とのやりとりが明瞭に描写されているし、その中ででてくる数々の働きっぷりや、原理原則をつらぬく姿勢などから、かなり優秀な人なんだなぁと思った。
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by h5y1m141 | 2005-05-04 11:08

MOT

MOT というのがどういうものか、ちょっと気になったので、技術者発想を捨てろ!―実践的MOTでキャリアが変わる を図書館で借りて読んだ。

MOTの概念等に重きが置かれいるのかとおもったけど、技術畑の人達にいかに「ビジネス」の視点を持たせるための組織を大阪ガスではどのようにつくりあげているのかというという趣旨の内容で、読み易かったので、すぐに読み終わった。

大阪ガスが公共インフラを担うというビジネスを行っているせいか、リスクマネージメントに対して積極的に取り組んでおり、すでに明らかになっているリスク(顕著リスク)だけではなく、目に見えないリスク(潜在リスク)を社員1人1人が自発的に探し出し、それを積極的に評価することで

「今日も顕著リスクがおきなくてよかった」

という受身の姿勢から

「今日はこういう潜在リスクを1つ見つけ出し、結果xx万円分が会社に貢献できた」

というように、社員1人1人に当事者意識をもたせることで、強い組織を作り上げている(本によるとこれは現在も取り組んでいるとのこと)のがとても興味深かった。

技術者が「顧客」のことを考えてビジネスを行うというのは、あまり新鮮な感じは受けなかったけど、この本にでてくる大阪ガスの事例を読むと、こういうのが実践できる組織は強いと思った。
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by h5y1m141 | 2005-04-06 11:18

BSE問題におけるリスク評価

こちらにあった情報によると、全頭検査に要した費用が2年半で約100億円とのことです。検査の精度が100% で絶対に見落としがないというのなら、この問題の対策としては妥当だと思うけど、実際には100%というのはあり得ないだろうから、そうなると、やっぱり全頭検査には意味がないように思う。

ある問題をゼロに抑えるというには、あまり現実的とはいえないコストがかかるわけで、だったらどこまでだったら許容できるのか、またその許容できる所までリスクを押さえるための対策に要するコストがどの程度なのかを算出して、どの対策が妥当なのかを評価するというリスク評価のことが環境リスク学―不安の海の羅針盤 という本で、取り上げれられていました。

今回のBSE問題もその考えに基づいて、全頭検査にフォーカスしすぎず、他の対策+対策に要するコストを念頭においた議論がされればよいのにと、個人的には思っています。

ついでにいうと、牛肉以外の肉類、魚介類、野菜等にもそれぞれ何らかの問題を引き起こす要因(農薬、魚介類中の水銀含有等、)を大なり小なり抱えていると思うので、結局はバランスのよい食事を取るのが、リスク回避策かと思います。
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by h5y1m141 | 2005-03-29 10:04

バイオマス

図書館でバイオマスで拓く循環型システム―循環バイオ産業の創生という本を借りていて、バイオマスの自分の理解を整理する意味もこめてメモ

二酸化炭素と水から光合成によって育てられる有機物から再生可能な資源を得ているため、その資源を燃焼して生じる二酸化炭素は、有機物が生育過程で吸収もしているため、相殺されると考えれば結果的には二酸化炭素の削減に寄与できるために注目されているのだと思う。

また廃棄物を単に燃焼して発電するというやり方よりも、廃棄物をガス化(メタンガスや水素を生成することができるらしい)したほうが熱効率がよいために、燃料としてはそちらのほうが価値がある。ちなみに、食品廃棄物や生ごみ、家畜の糞尿(!)などからメタンガスを取り出すことが可能らしい。

一見するとバイオマスすごいように思えるけど、まだまだ一般的に普及していないのにはそれなりの課題があるわけで、自分なりの解釈では、廃棄物等から”効率よく”エネルギーを取得することができていないために、従来のエネルギー源(石油とか)と比較すると割高であるのが要因かなぁと。(ほかにもあるのだろうけど、これが一番わかりやすい)
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by h5y1m141 | 2005-03-15 09:27 | おかねのこと

田中角栄失脚

地政学の本にでていたけど、アメリカの傘下にあった日本が親分のアメリカに相談もなく勝手にその当時の総理大臣の田中角栄が日中正常化交渉をしてしまい、日中が仲良くなることは地政学的観点からアメリカにとって好ましくないため、この両国の関係を悪くさせるために、アメリカ発のロッキード事件が明るみになり、結局田中角栄内閣は退陣に追い込まれることになったのだけど、その詳細がこの本を読むとわかるのかな?

角栄失脚 歪められた真実
出版社: 光文社 ; ISBN: 4334933491
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by h5y1m141 | 2005-01-11 11:28 | おかねのこと