<   2008年 01月 ( 15 )   > この月の画像一覧

頭脳勝負―将棋の世界

前から将棋には興味があって、駒の動かし方はなんとなくは知っていたけど、その肝心の駒をどのように動かすのがよいかという戦術的な部分についてまずは概要だけでも知りたいなぁーと思っていて、なんとなく気になった頭脳勝負―将棋の世界 (ちくま新書 688)という本を読みました。

サッカーのフォーメーションに流行りがあるように、将棋の戦術にも流行りがあるという感じで解説したり、あと面白いなぁと思ったのが、駒の価値を点数化して考えているらしく、桂が5点で銀が7点そして、”と金”は、元々は歩なので仮に相手に取られても大した影響がない、一方で、使い勝手がよいということで10点みたいな感覚で指していたりと、棋士の方がどのような考えで将棋を指しているのかなんとなくですが、垣間見えた感じがします。

著者の方は20代の若手の方で、若い頃からインターネットに慣れ親しんでいる影響なのかご自身のブログも持たれているからか、本書は比較的読みやすく、著者の方も将棋ファンを結構大切にしているんだなぁーというのがなんとなく感じられました。

というのも、ある取材で、ブログで対局前に自分がどう過ごしていたのかというような手の内をあかすような書いて勝負に影響しないのかということを聞かれた際に
自分のブログによってますます将棋が好きになる人、あるいは将棋に興味を持ってくれる人がいるというメリットのほうが大きいと思っています。
頭脳勝負 P.87より
と書かれている辺り、プロの棋士として、勝負に勝つというのはもちろん、その勝負を楽しんでいるファンがいるというのをどこか意識されているというのが感じらたからです。

自分のようになんとなく将棋に興味をもっていた人間で、もう少し将棋の世界について知ってみたいという人にはオススメかも。

頭脳勝負―将棋の世界 (ちくま新書 688)
渡辺 明
筑摩書房 (2007/11)
売り上げランキング: 13103
おすすめ度の平均: 4.0
3 題名に合った「頭脳勝負」の本にして欲しかった
4 半日で読みきりました。
4 どの層が読んでも楽しめる稀有な将棋本

[PR]
by h5y1m141 | 2008-01-29 10:57 | 読書メモ

水はなんにも知らないよ

科学的に立証されているようでいて、実際には、インチキだったというようなことがあるかと思いますが、そういったニセ科学の1つとして”水”をあつかったビジネスの科学的な根拠の無さを正面からとりあげています。

本書で取り上げられていたような怪しい”水”の例として、波動水、マイナスイオン水、クラスターの小さい水、etc..というものは、水自体の効能をあれこれと説いているみたいですが、試験管での実験や、動物の実験のレベルでは、多少は効果が見られたとしても、実際に人間での臨床実験がきちんとされた結果があるわけでもなく、ある部分を誇張したり偽ったりしていることがほとんどのようです。

生理的に考えて、もしも本当に普通の水よりも吸収がよい水があるとすると、身体によいはずがありません。むしろ身体が大きなダメージを受けてしまいます。私たちは普通の水の中で生き、成長し、進化してきました。私たちの細胞内はホメオスターシスという機構が働いて、ある一定のバランスになるようにいつも調整されています。それが急に吸収のよい水のなか身体がさらされると、生物体内のバランスが崩れて病気になってしまいます。

水はなんにも知らないよ P.65より
ということのようで、別のページにも書かれていたのですが、人間が1日にとる水分量と排出される量が2.5リットル程度で一定になっているみたいですが、もしも過度に吸収されるようなことになれば、確かに上記で書かれているようなことが生じても不思議じゃないでしょうしね。

本書は、この科学リテラシーの大切さについて説いており、著者の方はそのために色々と啓蒙活動をされているそうですが、人間にとって水は生きて行く上で欠かせないものだけど、そんな水を、科学風な説明を交えて、悪巧みしようとする人というのは、世の中にはいると思うので、科学風なモノにひっかからないように、きちんとした科学リテラシーを身につけておくことが大切なんでしょうね。

※おまけ
本書読み終わって、ふと思ったのですが、こういうあやしい”水”に騙されてしまう要因として、自分よりも地位の高い人はそれだけ数多くの情報にアクセスしやすく、そういう人の意見を聞くのが、自分のためになるから、考えずに反応してしまうという「権威のもつ影響力の強さ」がその背景にあるように思うので、そのあたりについて影響力の武器[第二版]の第六章も合わせて読むと面白いかも

水はなんにも知らないよ
左巻 健男
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2007/02/25)
売り上げランキング: 1292
おすすめ度の平均: 4.5
5 並べて売ってました(笑)
5 水に関して流布する不正確な情報について、科学的な根拠で答える
5 やっと出ました

[PR]
by h5y1m141 | 2008-01-27 12:00 | 読書メモ

日本の空を問う―なぜ世界から取り残されるのか

世界では二国間の包括的な航空自由化協定であるオープンスカイ協定が主流になっている一方で、日本はナショナル・フラッグ・キャリア(たぶんJALのことっぽい)の路線を確保するため、自国の空港の発着枠を交渉カードとして使いながら二国間の交渉を繰り返す政策を取ってきたため、特にアジア地域において日本の空港の相対的な地位が低下しているそうです。

※2007年5月のアジアゲートウェイ戦略の報告書で最終的にオープンスカイ政策への転換を表明したみたいなので、政策変換はあったみたいです。

本書読んでいて個人的に重要かなぁと思えたのが以下の2点でしょうか。

1.国内線における羽田空港を拠点として、各空港を結ぶハブ・アンド・スポークだけではなく、ダイレクトにローカル空港を結ぶポイント・トゥ・ポイントという考え

2.羽田空港の利用において、ペリメーター規制という制限があり、羽田から最も遠い国内空港の石垣島までが2000kmで、この範囲内にある空港しか羽田の国際線利用の昼間の路線の対象として考えない

1.のポイント・トゥ・ポイントで、有名な航空界社といえば、アメリカのサウスウェスト航空で、当初はテキサス州のダラス、ヒューストン、サンアントニオの3都市を結ぶ(現在は拡大して63都市)路線を徹底したローコスト化により、大手航空会社と競合しない市場を作ったということでビジネス系の書籍で取り上げられることもあります。(ブルー・オーシャン戦略とか)

サウスウェストの成功の秘訣はローコスト化によって非常に安い航空運賃が実現できたというのも1つの要因かもしれませんが、それ以上に本書の中で出ていた
ポイント・トゥ・ポイントの持つ強みである正確な運行時間と時間の節約を強化することが出来たのだ。

日本の空を問う P.128より
という所で、飛行機はとかく乗り降りが煩雑で、乗り継ぎをした場合に、状況によっては時間通りに到着できないという問題点をポイント・トゥ・ポイントでは解決しており、
自動車など他の手段で移動していた人たち、あるいは移動のコストが高かったので移動しなかった人たちを、新たな顧客として取り込むことに成功した

日本の空を問う p.128より
という成果を得られたから、ビジネスとして成り立っているのかと思います。

サウスウェストのやり方をそのまま日本の国内線で取り入れてもうまくいくかどうかはわかりませんし、本書でアメリカや欧州では経済拠点が分散されているのに対して、日本は東京に一極集中しているため、移動の需要が多くはない点からすると条件的に難しいという考察がされています。

ただ、国際線については、中部国際空港、関西国際空港などは、キャパシティに余裕があるそうで可能性はあるそうですが、それでも関西国際空港の高い発着料や、航空界に最低料金規制があるという点などが障壁になりそうということが示唆されていますが、

たしか北海道の道内のみを結ぶ航空会社があったような気もするし、移動のコストが高かったので移動しなかった人たちというのが、これだけ広い日本のどこかの地域にはあるかもしれないから、ポイント・トゥ・ポイントという考えも、もう少し広がりがあってもいいのかなぁと思います。

2.についてですが、成田と羽田の済み分けがありながら、このようなペリメーター規制という枠組みのなかで、国内線の延長で、チャーター便扱いで、羽田とソウルの金浦空港との間で路線が就航している状況を踏まえて、政府は擬似的な国内線扱いで、羽田と上海の虹橋空港の運行を計画されているそうですが、羽田は国内線だけというルールを見直してみてはという提言がされています。

政治的な問題もあるのでしょうけど、利用者側の視点からすると、ペリメーター規制の枠から外れるけど限りなく近い所に北京、台北、香港などが位置するそうで、比較的利用者が多いこれら空港が羽田と結ばれることで、かなり便利になるだろうし、相対的に地位が低下している日本の空港事情も改善されるのではとふと感じた。

前に書いた脱・道路の時代とあわせて読むと、日本の交通インフラの課題点が比較的捉えやすいのかなぁと思います。
日本の空を問う―なぜ世界から取り残されるのか
伊藤 元重 下井 直毅
日本経済新聞出版社 (2007/08)
売り上げランキング: 15951

[PR]
by h5y1m141 | 2008-01-24 21:39 | 読書メモ

今日のランニング

今朝(というかたった今さっき)、近所を4.3km走ってきたんだけど、この前からなんとなく掴みつつあるフォームのイメージが自分の中でちょっと見えてきた感じがします。

ちょっと話がそれるけど、中学校の時に、バレーボールの部活サボって、飛び込み版をつかっての宙返り遊びやったり、大学後半から始めたサーフィンなんかも、実際にやる前からなんとなくイメージがすでにあって、あとはそのイメージ通りに体を動かすことをしたら、ある程度最初のうちはすんなりと出来たので、今まで体験してきたスポーツで、なんとなく出来そうだなぁという感覚があるものは自分の中でイメージがある程度固まっていたような気がします。

そんなわけで、ジョギングもなんとなくだけど、今の所自分の理想のイメージが見えつつあってそれがかなりしっかりしている時には、イイ感じで走れていて、その時の自分のなかでのポイントは以下2点

・小学校の男の子が、おしっこがもれちゃう時のにやるような姿勢で、おおげさだけど、太腿をくっつけ気味にして、内股になる感覚を意識して、足の付け根から動き出す感覚

・肩甲骨が後ろにピストン運動のように、リズミカルに動く

本格的に走る前は、肩甲骨周辺のストレッチってきちんとやっていなかったけど、骨盤の動きがスムーズでないなぁと思ったら、肩甲骨のストレッチを途中で少し休憩してからやると、かなりラクになることが最近ちょっと見えてきた。

そうそう、今日は4.3km途中で歩いたりしたけど、特にどこかが痛いということもなく、それほどの疲労感も感じていないので、これがキープできるともうちょっと距離が伸ばせそう。
[PR]
by h5y1m141 | 2008-01-24 09:25 | sports

今日のランニング

日中ちょっと勉強して頭が疲れたから、気分転換&昨日、調子良くってそのイメージがあるうちにフォームを固めたいというのもあって、夕方3kmほどいつものコースを走ってきました。

昨日は、下半身、上半身ともかなり滑らかだったけど、今日は勉強の影響で、肩周辺が固まり気味で、そのせいか肩甲骨が滑らかではないので、昨日みたく、骨盤周辺がグルグル回るような走りができなかったなぁ...

さっき、気になって金哲彦のランニング・メソッドを読み返していたら、
肩甲骨を引けば骨盤が前に出て、それにつられて足が前に進みやすくなります。これが自然で無駄のない動きの基礎となっているのですが、肩甲骨の動きに骨盤がしっかり連動していないと、その動きもギクシャクしてしまいます。

金哲彦のランニング・メソッド P.48より
と書かれていて、たしかに昨日と今日と比べると肩甲骨の滑らかさがなかったし、そのせいか、骨盤の動きが阻害されている感じがして、それがまた影響してか、太腿の前面から膝の上あたりに負担がかかっている感覚が強かった。

実際、いまこのブログ書いている段階で、かなり足にハリがあるのがわかるから、肩甲骨周辺の滑らかさをキープするというのがかなり大事っぽいのかも。
[PR]
by h5y1m141 | 2008-01-20 21:26 | sports

脱・道路の時代

現在、道路特定財源見直し問題 というYahooニュースで関連情報がまとまっているように道路特定財源について議論がされているみたいですが、その議論の前段階として、
人びとは、なぜ「道路は必要だ」と考えるのか。「必要」とは、裏を返せば、何かに困っている、あるいは、不便・不安を解消したいからである。
〜中略〜
しかし、ここで冷静に考えなければならないのは、これらの不便・不安が本当に現在の道路政策の延長で解決できる問題なのか、他にもっと優れた方法はないのだろうか、という点である。

脱・道路の時代P.12〜P.13より
と、各地域で抱えている問題に対しての解決策が、「道路整備」でそもそもよいのかという所が出発点ではないのかなぁと脱・道路の時代を読んで気づかされました。

道路に限らず、鉄道や、(別エントリで書く予定ですが、日本の空を問うという本で提言されている)飛行機などを含めた、全体の交通インフラとして、そもそもどうあるべきかという全体像が見えないまま、個別に話をしていても効率的なインフラ整備は難しいのかなぁと個人的には感じましたし、著者の方は、道路特定財源については、公共交通なども含めた形で「交通会計」として一元化という形で、本書のP.84で提言しています。(*)

また、道路だけを取り出して考えたとしても、結局それを利用するのは人間なので、人間が生活する地域、仕事をする地域というのを踏まえて全体設計した上で、必要な所の道路整備をするのが、適切なやり方なのかなぁと思います。

ヨーロッパの多くの国では、住宅街が無秩序に郊外に広がらないような規制を設けつつ、民家が少ない地域に幹線道路を整備して、都心部への不要な車の流入を防ぐということをしており、都市計画に関する所も、道路整備をする上で欠かせない点のように感じました。

東京周辺のように、正直これ以上は道路造っても、それほど高い効果が望めるかどうか疑わしいと思える一方で、それ以外の地域では、本当に必要とする所も実際あると思うのですが、その場合も”造るありき”ではなく、”用途(使う)ありき”のほうが、本来あるべき姿のような気がしてならいのですけどね。

(*)「交通会計」として一元化以外の選択肢についても下のように書かれていましたが、少なくとも暫定税率廃止というのは、それに伴う弊害が大きいように思えますね

・暫定税率解消
燃料価格低下で自動車利用が促進されて、渋滞や環境負荷増大と負の側面が大きい

・自治体へ税源委譲
自治体の道路政策が現状のままでは合理性、透明性を欠いた道路建設促進の懸念

・暫定税率を環境税化
燃料価格自体は変わらず、自動車の使用に影響は及ぼさない。(ただし環境税を大気汚染対策などに利用すれば効果がある)

脱・道路の時代
脱・道路の時代
posted with amazlet on 08.01.20
上岡 直見
コモンズ (2007/10)
売り上げランキング: 212525
おすすめ度の平均: 4.0
4 「造る」から「使う」へ、そして「ムダ」な道路とは

[PR]
by h5y1m141 | 2008-01-20 20:28 | 読書メモ

今日は調子よく走れた

この前行ったトレーニングジムで、股関節周辺と、肩甲骨周辺の可動域が広くなったせいか、カラダの調子がよくって、今朝とっても寒ーい中、トレインを聴きながら、走ってきました。

寒さのせいか、最初はカラダが固まっている感じがしていたので、あんまり無理をせず、早歩き〜軽いジョギング程度のペースで1kmちょっと走って、カラダが温かくなったかなぁという所で、一度止まって、ストレッチ。

この間のジムにいってわかったけど、やっぱり股関節がちょっと固いらしく、そこを特に意識しながら、あとは膝周辺の筋肉もほぐすような感じでストレッチし、後は、上半身は肩甲骨周辺が滑らかに動くように入念にストレッチ

その後、再び走り始めたけど、ちょっとまだしっくりこないので、1kmちょっと走ってから、再びストレッチ。

流石に身体も温かくなってきたからか、全体的に滑らかになってきた感じで、足の付け根にボールベアリングが入っているような感じで、骨盤周辺が、とっても滑らかに動かせる感覚がつかめて、こんな感覚は久しぶりかも。
※イメージとしては、以下の図の丸い部分が、足の付け根で、その上が骨盤という感じ
a0033832_926983.gif

画像元(特集:ライフサイクルのトータル・マネジメントへ)

まぁ、こんなイメージを持ちながら、1km程度走ったけど、足に過度な負担を感じること無く、とっても気持ちよく、しかもかなりスピードを出して走れたので、この感覚を次に走る時に思い出せるといいんだけどね。

トレイン
トレイン
posted with amazlet on 08.01.19
ケツメイシ NAOKI-T 田中亮 吉田大蔵 河野健太
トイズファクトリー (2007/04/11)
売り上げランキング: 13846
おすすめ度の平均: 4.5
5 PVのアニメ作った人が気になる!
5 「テツ」にもオススメ!
5 素晴らしい!

[PR]
by h5y1m141 | 2008-01-19 09:30 | sports

影響力の武器[第二版]

人間が社会生活をする上で、毎回自分で積極的に考えて、

「この場面ではこうするべきかも」

といちいち考えていたら、正直大変であり
実際、人間の行動の多くは自動的、紋切り型のものです。なぜなら、たいていの場合、それが最も効率的な行動の形態であり、また、場合によってはそうすることが必要でさえあるからです。

影響力の武器 P.12より
と書かれているように、無意識に取る行動は、ある種合理的のようです。

このように自動的に行ってしまう行動というのが人間にはいくつかあるそうで、この影響力の武器[第二版]いう本は、アメリカの心理学者の研究成果をまとめた本で、自動的な行動の裏に隠されたいくつかの法則性について実際の実験結果やこの本を読んだ人読者からの手紙での実際の体験談などを交えた構成になっており、かなり分厚い本(400ページ超)で読み応えがある本ですが、購入して正解でした!

本書で書かれているテクニックに該当することを使っている人と、今日話す機会があったので、本書で書かれている事例と照らし合わせてみます。

<状況>
・あるトレーニングジムの無料体験レッスンに参加。
・現在、キャンペーン期間で今だと、入会金は無料で、月会費も割引になりますよという勧誘を受ける。さらにキャンペーン期間対象者は、先着順となっており、先ほど1名申し込んだので、残り4名

<解説>
最初の無料体験レッスンは、どんな所でも見かけると思いますが、人間が何か恩恵を受けると、何か借りができたように感じてしまうという返報性のルールにあたります。

その次のキャンペーン期間を実施しており、残りがあとわずかという部分については、
手に入りにくくなるとその機会がより貴重なものに思えてくる

影響力の武器 P.379より
という希少性のルールにあたります。

特に後者については、洋服を買いに行って、いま店頭に出ている分が最後ですというようなトークを聞くと思うのでよくあることだと思うので、これは結構王道かなぁと思います。

ちなみに、このトレーニングジムには申し込まなかったのですが、理由はそのお話をした人が、致命的なミスを、最後の勧誘のトーク中にしてしまっていていて、希少性のルールが成り立たないことに途中で気づいたからというのが理由なのですが、トレーニング自体の効果を感じられたのは事実なので、例えば家or会社から近い所にオープンしたら、お値段高いけど、その価値があるというのは事実なので、そうなったら申し込もうかなぁ。

影響力の武器[第二版]
影響力の武器[第二版]
posted with amazlet on 08.01.17
ロバート・B・チャルディーニ 社会行動研究会
誠信書房 (2007/09/14)
売り上げランキング: 287
おすすめ度の平均: 5.0
5 思わずどきっとしました
5 名著「影響力の武器」の邦訳第2版。さらに内容が充実しており、一読をお薦めします。
5 マインドコントロール関係の必読書。

[PR]
by h5y1m141 | 2008-01-17 20:40 | 読書メモ

病とフットボール

エコノミークラス症候群のことについてページが大きく裂かれていることは無いのですが、本書読んで知ったのが、この病気は、一生付き合っていかなければいけないそうなのと、一歩間違うと、生命の危機にすぐに直結する位の病気のようです。

しかも厄介なことに、病気が発症した際に、血栓を溶かすための薬を一定期間は飲まないといけないそうですが、薬の副作用で、出血した時に、血が固まりづらいということで、サッカーという接触を伴うスポーツ選手からすると、結構致命的なことのため、発症した場合にしばらくは、プレーが出来なくなるようです。

病気を患った影響なのか、元々の考えなのかはわかりませんが、
何か自分にとって妨げがあるときは、弱くなりがちです。そこでがんばれる人は、自分をしっかり持っている。自分を理解できている人だと思うのです。自分自身もそうでありたい。自分に何が起こっているのか、何をすべきなのか、そういうことをすべて受け止めてやっていきたい。

病とフットボール P.46より
と書かれているように、今の自分の置かれている立場を理解して、その状態で、何をするべきかというのを常に考えているように感じられました。

その中で、特に高原選手のサッカー選手としての一番最大の目標は、ワールドカップで自分のパフォーマンスを最大限に出して、結果を出すということかなぁと思いました。

実際、
2002年はエコノミークラス症候群を発症してしまい出場できず、2006年は大会直前の練習試合でケガをしてしまい、全力で戦うことが出来ませんでした。自分にとってのワールドカップを、これで終わりにしたくないという気持ちがとても強いのです。
〜中略〜
今度のアジア予選、そしてワールドカップは、前回のような中途半端な状態ではなく、万全の状態で戦いたい。そのために、自分はどうすべきなんか。そのひとつの答えとして、近い将来、日本に戻ってプレーをすることも考え始めています。

病とフットボール P.165からP.166より
と書かれていますが、最大の目標を実現するために、今やるべきこととして何が最適なのかを常に考えていて、今回フランクフルトから浦和に移籍になったけど、万全の状態で戦うために下した決断なのでしょうね。

ぜひ浦和で活躍をしてもらって、Jリーグ、ACL、そして、ワールドカップ予選突破&本戦での活躍してもらいたいですね。
病とフットボール―エコノミークラス症候群との闘い (角川SSC新書 (016))
高原 直泰
角川SSコミュニケーションズ (2007/12)
売り上げランキング: 861

[PR]
by h5y1m141 | 2008-01-14 21:10 | 読書メモ

ずばり東京

自分が生まれる10年以上前の、1960年頃の東京の”空気”を感じさせるずばり東京 (光文社文庫 か 40-4 開高健ルポルタージュ選集)
を読んでいて、ふと思ったのが、今も昔も、対して変わりがないのかなぁーと感じました。

例えば、深夜喫茶というのがあるそうで、本書の描写によると、深夜喫茶で、あるフロアーからは”御同伴席”となっているそうで、2人連れじゃないといけないそうで、そういう所で、タバコをすったり、睡眠薬遊びしたり、その他諸々..という感じらしいです。

今の時代にぴったり該当するのはないですが、カラオケボックスとかクラブで遊んでいたり、まんが喫茶で時間を潰しているような感じのこととそれほど根本的には違いがなく、その中の一部でちょっと道が外れるようなことをする子たちがいて、そういう子を狙うオトナも昔からいるのかなぁと感じた。

上記の深夜喫茶に限らず、東京の戦後復興後で、これから近代化になろうとしている時代風景が感じられる本だし、読んでいて感じたのは、正直、昔の東京は結構”荒っぽい”人が普通にいたよう思うから、

「昔はよかった」

というような意見をする人に、一度、この開高 健さんの本を読んでもらいたいですね。
ずばり東京 (光文社文庫 か 40-4 開高健ルポルタージュ選集)
開高 健
光文社 (2007/09/06)
売り上げランキング: 10158

[PR]
by h5y1m141 | 2008-01-14 10:08 | 読書メモ