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効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法が普段チェックしてるブログで勧められていて、今年の年末年始に図書館がお休みになる期間が長いこともあり、お正月に読む本を少し蓄えておこうかなぁと思って久しぶりにこの本ともう1つ地頭というのを一緒に買いました。

効率が10倍アップするの著者である勝間さんの本は以前読んだことがあったので、比較的同じような記述が多いようにも感じたのですが、前からなんとなく感じていた本に対する自分の想いというか考え方をうまくいい表しているように感じ、特に印象的だったのが以下の点でしょうか。

1.インターネット時代になっても本を読むのが大切
2.本を読む際に大切なのは、本質をつかむためのフレームワークを築くこと
3.本との接し方

1.についてですが、事実としての情報を入手するような用途であれば、その鮮度の良さを考えると圧倒的にインターネットに軍配があがると思うのですが、それでも何故、本を読むのが大切かというと、手軽であるのと、本の中にある情報の質という部分において良質であるという点において、本のほうに軍配があるように感じました。

実際、本の情報は、企画段階から最終的な出版に至るまでにチェックが入っていたり、他人から認められたいという著書の自己実現欲求から出版にいたることもあるそうで、
著者が何年も、何十年もかけて培った情報と交換させてくれるのです。
効率が10倍アップする新・知的生産術 P.88より
という点も考慮すると、千円〜数千円の投資で、得られるリターンはものすごい大きいように思います。

2.ですが、本を含めた様々なメディアからの情報洪水に対して、勝間さんは
手に入れた情報が何を意味していて、自分の生活の中でどうすればその情報を活かせるのか
効率が10倍アップする新・知的生産術 P.65より
という本質を捉える力として”フレームワーク”という表現をされていますが、自分もここ2,3年かなりの量&様々なジャンルの本を読んでいるうちに、それぞれの著者の方が、あるテーマに対してどのようなアプローチで物事を整理しているのかというのを感じ取れるようになってきた気がしていて、そこに書かれている単なる情報を得るという意味よりも、むしろ、この”フレームワーク”を築くためだったのかとこの本を読み終えて気づきました。

3.ですが、本を読むときは、著者に対して積極的に問いかけをするように読むというような考えが、結構最近意識していることに近いので、この部分は自分の考えをうまく代弁してくれていると感じたのですが、これ以上に、自分のツボにはまったのが
立ち読みだと頭に入りにくいですし、足も疲れますし、本も傷んで、何よりもただで情報を得ようとする姿勢が、著者や出版社に失礼だと思います。
〜中略〜
情報に対して価値を認めて払えば払うほど、自分にもいい情報が入りますし、その情報を使って対価を得やすくなります。
効率が10倍アップする新・知的生産術 P.155からP.156より
ここまで崇高な感じではないにしても、自分が購入して読み終えた本については、最近はブックオフ等では売らずに、図書館に寄付しているのですが、それというのも、価値を認めるというか、折角自分で選んで購入した本を他の大勢の方にできれば読んでもらいたいなぁーという意識がどっかにあって、勝間さんが言っている情報に対して価値を認めるというのになんとなく近いからかなあとおもっています。(いつか読みたくなったら図書館に寄付しておけばまた読めるという思惑もあるんですけどね。)

本のことばっかり書いていますが、それ以外にも、アナログとIT機器をどのように組み合わせて知的生産術を高めるごとができるかというような内容もかなりてんこ盛りな本でちょっと分厚いですが、各章ごとにコンパクトにまとまっているので、社会人1、2年生の人で日々の仕事はなんとか覚えてきたけど、どうにも効率が悪くって困っているという人や、そういう若手を指導しなければいけないけど、どうすれば効率よく取り組んでもらえるのかアイデアが無くって困っているという人にとってもヒントになることが多いと思うので、そんな方にオススメかも。

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
勝間 和代
ダイヤモンド社 (2007/12/14)
売り上げランキング: 4
おすすめ度の平均: 4.5
5 実践が限られる・・・
5 曝け出された著者のノウハウをどう生かすか?
5 超一流のハウツー本を淡々と読むと面白い

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by h5y1m141 | 2007-12-31 21:28 | 読書メモ

今年立てた目標の達成はどうだった?

2007年度の目標(プライベート編)というエントリで
昨年は、ブログで言及したのがだいたい40個ほどで、これだと月に3.5個程度のペースなので、月に6個として6x12=72個になるから、目標としては、切りの良い数字で70エントリ読書メモとして残すということにします。
と書いておいて、実際この目標達成できたかどうかをチェックしたところ、今時点で、71エントリで無事達成!!

どの本を読んだかはきちんと記録していたんだけど、どの本について言及したかは、メモっておらずさっきまとめてチェックしていたんだけど、こんなことなら最初からきちんと言及した本についてもメモっておけばよかったなぁと途中で嫌になったけど、なんとかがんばって数え終えた。

正直70エントリという数は、自分でもよく書いたなぁというのが本音で、途中、変な義務感も生じて、本を読み終えた後に、

「あー、なんか書かないと..」

というブルーな気持ちになることともあったけど、そういうのを乗り越えたからこそ、この目標は達成できたのかなぁ。
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by h5y1m141 | 2007-12-23 22:15

駅伝がマラソンをダメにした

もうすぐお正月が近くなり、そうなると、毎年好例の箱根駅伝が開催されますが、駅伝がマラソンをダメにした (光文社新書)を読むと、箱根を違った視点で楽しく見れると思います。

まぁ、タイトルが刺激的で、駅伝(ちなみに箱根駅伝のことです)がマラソンをダメにしているという一定の批判はしつつも、きちんとした対案も提示されているので、一方的に駅伝がダメということを本書で展開しているわけではありませんでした。

1.駅伝がマラソンをダメにした根拠は?

このタイトルにもなっている根拠ですが、一区間あたりの距離が、20km近いという設定を考えた場合に、適正のある陸上競技が見当たらないそうで、5000mとか1万mのような競技の選手からすると、かなり無理な設定のようです。

自分も最近走るようになってちょっとづつ分かってきましたが、5kmのコースにエントリーするのと10kmのコースにエントリーするのでは、走り方や考え方もまるっきり違うでしょうし、まして、レベルが高いレースになればなるほど、この距離による適正というのはものすごくポイントが高いのかと思います。

そういう点を念頭において考えると、他の駅伝で、コース設定の妙を感じさせるレースもあるそうで、一区間あたりの距離が3km前後や、5km前後、10km前後というが組合わさっていると、ちょうどそれらに該当するトラック競技があるから、適正のある選手が無理せずにエントリーできるという駅伝もあるそうで、箱根もこういった形のことを取り入れてみても面白いのかと思いますが、商業主義的な部分が大きくなってしまった今の箱根駅伝ではなかなか難しいようです。

2.新興校と呼ばれる学校がなぜチカラを伸ばしてきたか

ケニア人留学生の先駆けのような山梨学院や、近年圧倒的な力を見せている駒沢大学といった大学は、箱根駅伝の歴史で考えると、新興勢力に属するそうですが、なぜこういった学校の選手がチカラを伸ばしてきているのか考察されています。

こういった新興勢力で比較的共通しているのは、指導者の”にらみ”がかなり効いている所かと思います。

駒沢大学の場合には、選手が日常生活をきちんと規則正しく過ごさせることを監督の大八木さんという方が意識されていたそうで
「食事、掃除、挨拶。これらのことをしっかりできることが大切です。授業に出ることは当たり前です。駒大ではもう何年も留年した選手はいません。」
駅伝がマラソンをダメにした P.78より
という言葉にそれが表れているのかと思います

ちなみに、大八木さんは、現役時代、社会人を経てから駒沢の夜間部に入学をしたそうで、その当時は昼間働き、昼休み中にも軽く練習をして、その後16:00に仕事を終えた後にグラウンドで練習をして、18:00から授業に出るということを実践されてきたかなり苦労された方のようですが、そういうバックグランドを持った指導者が着任したからこそ、駒沢大学の四連覇を達成したのかと思います。

指導者以外にも、優秀な高校生をリクルートする部分も見逃せないようで、こういった努力があるから、結果につながっているようです。

今年はどこの大学が勝つかはわかりませんが、事前にこの本を読んでから箱根駅伝を観戦してみても面白いかもしれませんね。
駅伝がマラソンをダメにした (光文社新書)
生島 淳
光文社 (2005/12/13)
売り上げランキング: 172101

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by h5y1m141 | 2007-12-21 10:19 | 読書メモ

ウナギ—地球環境を語る魚

「ウナギ」というタイトルがやたらと目立っていて、前から気になっていたので、読んだのですが、この本で取り上げられていることは言われてみて初めて気づかされることが多く、色々な問題を投げかけているように感じました

ウナギの生態については、全容が解明されているわけではなく、地球上の海のどの辺りが産卵場所&産卵時期が、いまだよくわかっていないというのがちょっとビックリでした。

(※ウナギの養殖の技術はかなり進んでいるそうですが、この産卵場所がよくわかっていないということは、卵からふかさせるということを人工的にやっているわけではないために、養殖をする元となる稚魚はどこかから入手して、はじめて可能となっているみたいです。)

遡上を遮るダムなどの人工物の存在、川自体の汚染などウナギが住む場所が失われている...といった様々な要因が重なって、ウナギ自体は年々減少傾向にあるそうで、これは日本に限らず、欧州でも日本と同等か、国によってはそれ以上に、漁獲量が減少しているそうで、この勢いだと絶滅の危機にあるそうです。

もちろん、上記で書いてきたことは、大きな問題だと思いますが、それら以上に一番の問題かなぁと思ったのが、

「ウナギでさえあればなんでもいい、どこのものでもいい」などという姿勢で、資源管理やウナギの保全に無頓着なまま毎年、大量のウナギを食べつづけていたら、いつの日か世界中の人々から日本人は非難を受けることになりかねない。

ウナギ—地球環境を語る魚 P.131より
ということに、自分たちが気づいていない所なのでしょうね。

海洋資源に限らず、石油に代表されるようなエネルギー資源も含めて、日本は世界でうまく立ち回らないといつか手痛いしっぺがえしを受けるのでしょうかね....

ウナギ―地球環境を語る魚 (岩波新書 新赤版 1090)
井田 徹治
岩波書店 (2007/08)
売り上げランキング: 100696
おすすめ度の平均: 5.0
5 最大消費国の責務
5 ここがすごかった!ウナギの豆知識!!
5 このままじゃ、ウナギは絶滅だ!

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by h5y1m141 | 2007-12-18 22:33 | 読書メモ

筋肉バカの壁

ちょっとゆるめな本が読みたいなぁーと思っていたタイミングでちょうど図書館で予約していた筋肉バカの壁を借りられたので、読み終えましたが、たけし軍団の一員である水道橋博士が
「漫才師の浅草”キッド”水道橋博士が、格闘家の山本”キッド”徳郁と同じ体型になって、フルマラソンを完走することが出来るのか?」
筋肉バカの壁 [博士の異常な健康PART2] P.4より
という流石、芸人というようなくだらない企画だけど、実際にやっていることはかなり真面目に取り組んだ成果をまとめあげた本になっています。

東京マラソンのオファーが来ていたタイミングもあってのことだと思うのですが、そのオファーからレース本番までわずか4ヶ月程度という限られた時間の中で、まずは山本”キッド”徳郁(本当は山本”Kid”だけど、浅草キッドとかけているからこういう表記になっています)なみの肉体を作り上げなければいけない状況に陥ります。

そのための手段として加圧トレーニングを用いて、結果として見事な肉体を作り上げるのですが、これは、本書の中で、使用前と使用後の写真が掲載されていおり、それを見ると加圧トレーニングがきちんと実証されているなぁと感じられます。

実際、この加圧トレーニングの科学的な裏付けを取るというのもあってか、東京大学の「22世紀医療センター」なる所で、中島敏明教授立ち会いのもと、「心拍運動負荷試験(CPX)」というので、各種データを採取したら、体力年齢20歳という結果になったそうです。(ちなみに水道橋博士は45歳)

水道橋博士自身は、前から身体を鍛えるのが好きだったわけではなく、むしろ虚弱体質だったそうで、そういう人がここまで変われるというのは、同年代の人や、それよりも下の世代である自分たちくらいの人にもよい刺激になるのかなぁと思いました。
筋肉バカの壁 [博士の異常な健康PART2]
水道橋博士
アスペクト (2007/08/23)
売り上げランキング: 6156
おすすめ度の平均: 3.0
3 ネタバレしてしまいますが・・・
3 「いわゆる芸能人本」
2 結局、同じか

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by h5y1m141 | 2007-12-16 16:50 | 読書メモ

うつ病—まだ語られていない真実

残念なことに、この分野の大家と呼ばれる精神科医による本は、医学生向きの精神医学の教科書の内容を薄めて記述していることが多く、臨床の現場における生の声を反映していない場合が多い
〜中略〜
うつ病を「心のかぜ」などというのは、本当の臨床を知らない人々によるたわごとである。

うつ病―まだ語られていない真実 (ちくま新書 690)P.21より
あとがきでも触れていたが、うつ病は自然発生的に生じるものではなく、れっきとした病気である点、また一歩間違うと死につながるというものであるので、安易に「心のかぜ」という言葉1つで片付けるのは軽はずみではないかというような問題提起をされています。

病気である以上、治療法にあたって薬を利用することがあるが、クスリについての副作用はあるかもしれないが、だからこそ、治療にかかわる医師がそのあたりについてきちんと知識を持った上で適切な処置をするべきであるという趣旨が書かれていたが、こういうのが言えるというのは、実際に第一線で努力している人の言葉で、重みが感じられました。

うつ病―まだ語られていない真実 (ちくま新書 690)
岩波 明
筑摩書房 (2007/11)
売り上げランキング: 4132
おすすめ度の平均: 4.0
3 典型的なうつ病を知るための本ではない
5 できる人はできる。脱帽。

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by h5y1m141 | 2007-12-15 22:35 | 読書メモ

起業を支援する仕組みと、それに対して失敗した場合の支援

今朝の日経新聞で、日本人とおカネという題名の記事が出ていたのですが、記事によると
日本は実は米国に次ぐお金持ち大国だ。米メリルリンチなどの調べでは、資産(居住用不動産をのぞく)百万ドル(約1億1千万円)以上を持つ富裕層は日本で147万人。
ということらしいのですが、富裕層の方の中で、例えば次世代の人に自分の資産を託して、活かしてほしいと考える人がいても、日本の税制度上の問題だったり、周囲の嫉妬の目などがあったりして、結局そういうおカネが活かしづらい状況であるという趣旨の記事が書かれていました。

一方で、「グーグルを離れて起業」という記事で、日本の状況とは対照的だなぁと感じることが書かれていました。グーグルにいたビスマルク・レペという人が、
あそこはエンジニアにとって天国のような場所だ。でも会社の生き死にが懸かった挑戦的なものを感じなくなってしまった
ということで、起業アイデアを思いつき、そのアイデアに対して資金を提供してくれる投資家から資金を提供してもらうことに成功して、ウーヤラという会社を設立したそうです。

資金面で財を成した人→起業したいが資金面に苦労している人 

という部分でのお金の流れが円滑になったとして、実際に起業した人が万一失敗した時に、その人自身が感じる色々な重みというのが解消されないとなかなかうまくいかないのかなぁと。

この重みというのが何かっていうと、ちょうど最近よみおえたうつ病―まだ語られていない真実にこんなことが書かれていました。
失業率はアメリカやEU諸国よりも同程度か低い値であるにもかかわらず、日本の自殺率ははるかに高い。ここに日本社会の持つ特殊な病理が存在している。つまり日本においては、失業の持つ心理的な意味合いが、他の国と比べて際立って大きいのである。日本の自殺者の7割は男性である。また失業が問題となるのも、大部分は男性である。失業問題が男性においては、収入という側面にとどまらない重要な社会的出来事なのである。

うつ病—まだ語られていない真実 P.209より


この文章を引用するのが適切だったのかは自分でもイマイチ判断つかないのですが、ちょっと感じたのは、日本においては、失業というのは、社会的な「死」を意味しており、よりどころとなる場所を失うということで、特に起業に失敗した人はそれが原因で自分の存在価値の喪失を味わうのかなぁと思いました。

日本以外の起業した人の成功と失敗例と、失敗した人のその後についてよくわからないので、その辺りについて書かれた本があればちょっと読んでみたいかも... ということで、なんかうまくまとまらないエントリになってしまいました
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by h5y1m141 | 2007-12-12 21:37

情報自身を公開してネットに預け

情報共有-ウェブ進化論よりというエントリでウェブ進化論について触れましたが、その著者の梅田さんが最近だされたウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶかは、気になっていた本なので、この前買って読み終えました。

いくつかメモった所があったのですが、
「希少性をコントロールする概念からの脱却」である。情報がほぼ無制限にネット上に溢れるようになり、情報自身よりもアテンション(関心)こそが希少なのだと言われて久しいが、自分の問題としてそれを実感できている人は少ないのではないか。
〜中略〜
情報自身を公開してネットに預け(情報自身は過剰性を志向)、利子のように返ってくるアテンションを得る。その利子をインプットに改めて構造化した知を再びネットに預け...というプロセスを繰り返すことが、新しい知的生産の流儀なのだ。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか  P.163より
というのがかなり気に入ったフレーズかも。

というのは、プライベートのこのブログと会社で書かせてもらっているブログと合わせると、もうすぐで1000近い記事数になるんだけど、それっていうのも、自分が得た知識を、ネットの方に晒すことで、梅田さん言う所の、利子のように返ってくる(かもしれない)という意識がどっかに働いているからです。

普段の生活で、面と向かって相手に自分の意見を伝えることが出来る人が、自分も含めてそう大勢はいないということも含めて考えると、ブログ書いていて一番いいなぁと思えるのは、自分が書いたことに対して、コメントやTB、はてブなどで、他人からのフィードバックがもらえる所だし、そういうフィードバックを得ることで、その対象についての自分の理解度がさらに深まるんじゃいかなぁ。
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
梅田 望夫
筑摩書房 (2007/11/06)
売り上げランキング: 26
おすすめ度の平均: 4.5
5 「好きを貫く」を考える
5 「お金が一番」という価値観に疑問を持つすべての人に薦めます!
4 インターネットを活用して生きるコツ

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by h5y1m141 | 2007-12-11 22:16 | 読書メモ

一流監督はコミュニケーションの引き出しが豊富のようです

図書館で予約している本の順番がなかなか回ってこないので、前から気になっていた「言語技術」が日本のサッカーを変える (光文社新書)を買って昨日読み終えました。

この本読む前から感じていたのですがサッカー監督で一流と呼ばれる人は、人心掌握に長けているように思っていたのですが、それは間違っていないように思いました。

具体的にどういうことかというと、
有名な監督のミーティングには、ほれぼれするようなシーンがあります。たとえばフランスのエメ・ジャケ監督のミーティングシーンを見たことがありますが、その語り口には実に抑揚がある。有名選手が食い入るように見つめ、そのことばに耳を傾け、受け入れる。ヴェンゲルも、バクスターも。
と書かれています。

一流のサッカー選手になれば、それぞれに論理に根ざした自分の考えをもっており、しっかりとした自己主張ができる人が特に外国人選手には多いため、そういう選手たちの心をつかむには監督自身、
監督は、コミュニケーションの引き出しをいっぱい作ったほうがいい。細かい引き出しを何万個も持っていながら、大きめの引き出しをボンと開いて、1人1人個別に、丁寧に説明する。
「言語技術」が日本のサッカーを変える P.100より
というのが欠かせないのでしょうね。

この部分はサッカーに限らず、他の分野でも通用する所だと思うので、こういう考えはとっても参考になると思っています。

「言語技術」が日本のサッカーを変える (光文社新書)
田嶋 幸三
光文社 (2007/11/16)
売り上げランキング: 365
おすすめ度の平均: 4.5
4 「動体視力的判断力」から「日常的もしくは市民的判断力」育成へ
4 文化論として読める
5 一つ一つ行動の意味を考えるようになります

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by h5y1m141 | 2007-12-08 21:48 | 仕事ネタ

シブヤ大学の教科書

”社会起業家”っぽい内容に最近ハマっていて、まぁこれが社会起業家と言えるかどうかは微妙かもしれないけど、個人的にはどこか通じる所があると思ってシブヤ大学の教科書を読み終えました。

シブヤ大学は大学という名前がついていますが、”互学互習” のようなものをシブヤを舞台にして行っており、イメージ的には普通の大学のオープンキャンパス のようなものですが、実際にその講義を行う場所がテーマに即した渋谷のどこかの施設で行われるというモノとのこと。

テーマも結構幅広く、先日のエントリでもとりあげたちょっとエコっぽいものや、ホスピスについての話だったり、ダブルキャリア―新しい生き方の提案 (生活人新書 227)で取り上げられていて、自分の中ではものすごい有名人の東京カリ~番長によるカレーの話だったり、みんなで集まってドッチボールしたりと、広告代理店の人がきて、年賀状についてクリエイティブにしたらどんな感じにするかみたいな話だったりと、サラリーマン生活をしている人からすると中々普段接しないような世界観にひたれそうなモノが多く、これから開催予定の講座を今チェックしたら、どれも面白そうだけど、全部満席で、残念。。。

シブヤ大学に興味持った方はここを詳しく読んでみたり、実際にこの本を読んでみると設立に関わった人の想いなんかも知れてファンになると思いますよ

私よりも若い方だけど、こんな面白いことをやっている学長の方に機会があったら会ってみたいなぁー

シブヤ大学の教科書
シブヤ大学の教科書
posted with amazlet on 07.12.04
シブヤ大学
講談社 (2007/09/14)
売り上げランキング: 132489

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by h5y1m141 | 2007-12-04 21:45 | 読書メモ