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そうだ、葉っぱを売ろう!

山に生えている落ち葉を拾ってきて、それを市場を通じて高級料亭やお寿司やさんなどに販売するというユニークな取り組みをされている徳島県の上勝町という所のお話は、テレビ等で何度か取材されて取り上げられているので、知っている人はいるんじゃないかと思います。

ただ、なんで落ち葉を売るというビジネスに至ったのかという過程や、それを取り巻く人達がどのような方なのかというすこし突っ込んだ部分についてちょっと興味があったので、そうだ、葉っぱを売ろう! をやっとこの前図書館で借りられたので、速攻で読み終えました。

この話の舞台の徳島県で、1981年の2月に、当時の主要作物であった、みかんの木の樹液が出始めた頃に記録的な大寒波がやってきて、最低気温マイナス12度(平年は2月の最低気温は1.6度)という状況の中で、運悪くみかんの木は凍り付き、結果枯死しまうという危機的な状況に陥ったために、みかんの代替作物を緊急に必要になったということのようでした。

ただ、この時すぐに、葉っぱを売るということに至ったわけではなく、まず最初にワケギやほうれん草といったものから手をつけて、その後は、季節にそれほど影響をうけない椎茸栽培も始めていき、なんとか収入は安定していったそうです。

とはいえ、この椎茸栽培にもちょっとした問題(栽培に必要な原木が重く、どうしても栽培に関われる人は若い人に限られるという状況)を抱えていたのですが、それ以上に著者の方がこの町に来てからずっと問題だと思っていたことがあって、以前から町の人達は暇を持て余していて、ひどい時には朝から酒を飲んで、世間に対する不平、不満を延々とお互い話し合っているという状況をなんとか打破せねばという強い気持ちをずっと持ちつづけていたそうです。

そうそう、話が前後しますが、著者の方は、上勝町の出身ではなく、大学卒業後、農協の営農指導員という立場で町に赴任することになったので、町の人からしてみれば、余所者になります。

で、話を戻すと、外部から来た人間ではあるが、この町の状況を打破するには、そもそも暇を持て余している状況がいけないと感じ、お年寄りでも出来るよな仕事がないかとずっと考えていたそうで、そんな時に、たまたま出張先で立ち寄った寿司やさんで、女性のお客さんが出てきた料理に添えてあった赤いモミジの葉っぱを見て、

「かわいいー」

と発した一言がきっかけで、葉っぱを売ろう!と思いつき、そのお店のご主人に
「こ、この葉っぱは、どこから仕入れるんですか」
「葉っぱ?ああ、こういうつまものは、料理人が山へ行って、採ってくるんですよ」
(P.53より)
ということで、料理人がわざわざ山に行って採りにいっている状況で、市場にも卸しているところは、まだどこにもないということがわかって、葉っぱを売ることを決意したそうです。

とはいえ、まだどこの市場でも扱っていないものである以上に、実際に料理人がどのような葉っぱを欲しいのかという情報は、料理人に聞いてもそう簡単には教えてくれるものではないらしく、著者の方は自腹で毎月のように高級料亭にお客さんとして通って、その熱意が伝わったのか、料亭の調理場にも案内されるようになり、そこからどのようなものが求められているのかをだんだんと知るようになったそうです。

ちょっとした事情で一時期、この町の仕事を辞めることを決意する事件があったのですが、
「色々と事じょうもあると思いますが、上勝町から離れられら暗やみです。無理はわかっています」
「やめないでください」
「考えなをしてください」
「どうぞお願いします」
(P.117より一部抜粋)
という葉っぱを売るという商売に関わっていた町の人177人からの嘆願書を受け取り、著書の方も
これほどまでに気持ちをこめた言葉をかけてもらい、それまでの人生では感じたことがなかったほどのありがたさと感動で言葉を失い、その場に立ちつくし続けた。
(P117-118より)
ということで、周囲の気持ちに加えて、ちょっとした事情も町長さんをはじめとした周りの人の助けもあり解決するのですが、このようなソフトの部分が備わっていて、はじめて、”システム”と”商品”がきちんと売り物として通用するが、このソフトの部分はすぐに手に入るようなものではないのかと思います。

本書の最初の方に書かれていた内容を少し引用すると
「彩」事業を、”システム”と、葉っぱを”商品”とだけ見ていては、このビジネスの勘どころは押さえられないとも言える。同じ”システム”と”商品”をそろえて始めただけでは、成り立つものではないからだ。
(P.4より)
とあるのですが、本書を読み終えてたしかに、この言葉の意味する所はその通りなのと、著者の方がいう勘どころは、著者自身の人間力がかなり大きな比重をしめているように思うし、特に上記の嘆願書の件りのあたりは、著者の人間性に惹かれた人達の温かさみたいなものが感じられ、正直泣いてしまいました。

こういう人が世の中にいるというのを知れて、ちょっと勇気づけられるし、ニューズウィーク日本版の「世界を変える社会起業家100人」に選ばれているそうですが、たしかにそれは納得かも。
そうだ、葉っぱを売ろう! 過疎の町、どん底からの再生
横石 知二
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5 30年以上に渡って過疎の町を再生させることに奮闘した物語
5 人の絆 〜 ひたむきな現場主義
5 仕組み作りの戦術と現場主義のバランス

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by h5y1m141 | 2007-11-29 21:15 | 読書メモ

暮らしのさじ加減

ブログで色々と自分が読んだ本について紹介して、amazonのアフィリエイトから、ちょっとづつですが、お金がチャリーン!と入るようになったのでたまにどんな本が売れたのかをチェックするのですが、見ていると結構予想通りに売れているジャンルと、こんな本も売れているんだという思いがけない発見もあったりして、amaozonの売り上げレポートを見ていると色々と気づかされます。

そのamazonのレポートを見ていて知った本で、暮らしのさじ加減―ていねいでゆっくりな自分にちょうどいい生活という、女性向けと思われる感じの本ですが、なかなかこの本で参考に鳴る事が書かれいて、意外とlifehacks系な内容の本でした。

■自分にご褒美ではなく、シンプルな生活をこころがけると、”ちょうどいい暮らし”になる?
「小さなハレ」で、癒されたような気分を手に入れるのは、もういい。癒されなくてもすむ、確かな日常を手に入れたい。
(P.19より)


センスがあって美意識の高い人たちは、「よく吟味して、本当にいいものを選ぶことが大切です」とよく言う。それは真実だろう。でも、センスもなく、特に美意識が高いわけでもない私。吟味したところで、やっぱり野暮になってしまう。ダメだなぁ。
だから今では、アタマを切り替えた。「本当にいいものを取り入れる」でのはなく、「つまらないものを捨て、今あるうちでいちばんいいものを残す。」
(P.16より)


うちでは、炊飯器を前につかっていたけど、最近は圧力鍋で炊くようにしていて、残りのご飯はそのまま冷凍保存。圧力鍋で炊くとおいしいし、炊飯器不要になったので、うちからは余計なものがなくなっていきました。それ以外にも前からだけど、ドレッシングとか○○のタレみたいなものもなく、家にある調味料を組み合わせているけど、自分としては、これは、”ちょうどいい暮らし”だと思っています。

あとは、外国を見る前に、日本を一度見直すというようなことが書かれていて、
外国のいいものを探してくるのも楽しいけれど、その前に、日本のいいものを見直し、大切にしたい。それは単なる感傷ではなく、そのほうが日本の気候風土に合っているから。
(P.57より)
とあったのですが、先日読み終わったボクの音楽武者修行 でも、小沢征爾さんが、外国に行って、日本で練習してきたことも決してレベルは低くないということを実感したというようなことが書かれていたし、個人的にも前の会社で、外資系にいて、外国のエンジニアと比べて、日本のエンジニアがレベルが低いとは思えなかったし、(よくも悪くも)サービスに対しての要求度が世界一といっていいくらい日本人は高いと前の職場にいた時に実感する事が多かったので、日本のことを見直すという意味でも、上記のことは大切かなぁって思います。

暮らしのさじ加減―ていねいでゆっくりな自分にちょうどいい生活
金子 由紀子
リヨン社 (2006/09)
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おすすめ度の平均: 5.0
5 良著です。

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by h5y1m141 | 2007-11-26 20:20 | 読書メモ

膝の裏の周辺をちょっと痛めました

先日のロードレースの終盤でも右足の膝の裏が痛くなってきて、2,3日前にも朝走ったら、やはり同じ箇所が痛くなり、家から1kmくらいの所で冗談抜きで歩けなくなるくらい足がいたくなり、なんとかがんばって家に帰ったのですが、結局その日は会社に行って途中で同じ箇所が痛くなり、仕方なく早退..
その足で、家の近くの整形外科によって念のためレントゲンを撮ってもらった所、幸い靭帯などの損傷はなく、おそらく太腿の裏のハムストリングの炎症ではと言われました。

お医者さんがもっていた模型の説明だとハムストリングは膝の裏のほうまでつながっているらしく、家に帰ってからちょっと調べてみつけた121コンディションというページを見た所、このページの一番したの所にあった腰部が硬く、ハムストリングが柔軟だと、ハムストリングに痛みという説明通りだったかも。

言われてみれば、ここ最近腰の周辺が硬く張っている感じがしていた割にきちんとストレッチせずに走ったから、ハムストリングに痛みが来て、それを膝の裏の痛みだと感じてしまったのかも。

原因らしきものがわかったので、これから走る時に気をつけます。
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by h5y1m141 | 2007-11-25 17:04

小沢征爾さんの本、面白いよー


TITLEの12月号で「クリエイティブな発想を磨く50冊」という特集記事が真ん中ら辺にあって、その中で、ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)という小沢征爾さんの若かりし時にどのような人生を送っていたのかを書かれている本の紹介があったので、なんとなく気になって借りてみました。

自分の中では、音楽家の方というのはもの静かで小難しいというイメージしかなく、単なる偏見だとは思うのですが、本を読むまでは小沢征爾さんもそんな人かなぁーと思ったのですが、なんていうか、自分のイメージは木っ端みじんに打ち砕かれるくらいに、とってもアグレッシブに生きていらしたんですね。

最後の解説に書かれていたのですが、この本は1961年、当時26歳だった小沢征爾さんによって書かれたそうですが、その当時外国に行く事は今と比べるとそう簡単にいけるようなものでもなさそうなのに、パリに貨物船で行って、向こうでは日本から持っていた125ccのスクーターで旅しながら音楽の武者修行をするという今だったら、もしかしたら似たような事を経験している人がいるかもしれないけど、40年以上も前にそんなことを実践して、しかも行く先々で、色々な人と親しくなっていく過程だったり、家族を大切にする優しさみたいな所が描かれているので、小沢さんの人間性みたいなものがなんとなく知れるように思いました。

この本を読み終わってちょっと知ったのですが、音楽ってその指揮者の人格みたいなものが結構表れるみたいで、若い時にこういう武者修行を経験し、色々な国の人と触れ合ったことが、小沢さんが奏でる音楽に反映されるのでしょうかね。

そうそう、この本を読んでいて
外国に一度でも行った人なら誰でも感じる事だと思うが、よその国で同じ日本人から受ける親切ほどありがたいものはない。同じ親切であっても、外国のばあいは何十倍かのありがたみがある。(P.183より)
という一節があったのですが、自分もかれこれ10年ほどまえにバリ島に1人で3週間ほど旅行した時に、現地でちょっと困った事があったけど、その時にたまたま知り合いになった佐藤さんという方に助けてもらって、その後現地でしばらく行動をともにしたことがあったけど、あのときの事をふと思い出して、あの時はほんとうにありがたいとおもったし、佐藤さんのおかげで、現地の人と仲良くなれたし、その後バリのあちこちの所にいっしょに行く事が出来たりと、今思うと、あんな経験が出来たのも今の自分を支えている1つなのかなぁー

そういう点では
大人になるということは、たび重なる経験のために次第にこうした体のふるえるような新鮮な感激がうすれ、少なくなることだそうだが、もしそれが本当なら淋しいことだと思う。(P.23より)
という言葉がなんだかとっても心に響き、可能な限り何か新しい事に挑戦したりして、少しでも体がふるえるような新鮮な感激を味わえるようになっていたいなぁってふと思った。
ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)
小澤 征爾
新潮社 (2000/00)
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3 自分の興味を極め、家族を大切にすることの大切さ。
5 巨匠が切り開いた青春の自画像の記録ですね♪
5 世界の小澤になる前、依然としてすごい

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by h5y1m141 | 2007-11-20 22:03

ダブルキャリア

ちょっと前に読んだ、シャドーワーク―知識創造を促す組織戦略のような、内職的に取り組む仕事というか、自分自身の研究テーマみたいな活動というのはこれから働く上で結構大切かなぁと思っていて、これとちょっと関連がありそうな本をこの前みつけたので、ダブルキャリア―新しい生き方の提案 というのを読みました。

本業とは別の、副業をもう1つのキャリアと捉え、「ダブルキャリア」として追求するという趣旨の事が書かれているのですが、日本の会社には副業規定があったりして、副業を実践するのは難しいという実情はあるかもしれませんが、この本での副業の定義は、小遣い稼ぎとしての副業ではなく

1.転職、起業を考える人が新しい仕事を試す手段として別のキャリアを追求する
2.現在の仕事にもよい影響を与えることができる相乗効果が期待できるキャリアを追求できる
3.今の仕事で磨いた能力を別の世界で活かすキャリアを追求する

という区分でダブルキャリアを捉えています。

1.の例として外資系メーカーの法務部に勤務する傍ら、元々ウィンドサーフィンが好きで英語力もある能力を活かして、ウィンドサーフィンに関連する情報やDVD販売などをWeb上で手がけているそうです。海中心の生活を送りたい気持ちを抱えつつ、一方で今の生活水準も維持したいという気持ちの間で揺れ動いているそうで、個人的にはこの人の気持ちにはかなり共感できる所がありました。(それ以外にもOLしながらポルトガル語の能力を活かして刑事通訳の仕事をする人の例とかも出ていて、この人のキャリアも面白いですよ)

2.の例はアパレル会社でプレスの仕事をしてる人が週末は趣味のDJであちこちのイベントに駆り出され、音楽業界からはイベントで使う服を借りたいとかクラブでファッションショーが出来ないかと相談されて、本業の方ではファッションショーで使う音楽を腕のいいDJに頼みたいという相談が来るそうで、これなんか理想的な相乗効果のキャリア追求ですね。
それ以外にも区議会議員にしてサラリーマン(しかもこの人、うちのグループ会社の人だった)

3.の例としてIBMビジネスコンサルティングで、本業では、大手企業を相手に複数のコンサルタントが連携しないと取り組めないようなフィールドで活躍しつつも、1人でもできるような領域でのコンサルティング業務を別にやっている方の例(ちなみにこの人は本業のIBMでのコンサルティングは事業主契約になっているそうです)

これらダブルキャリアの考えが何故、今でてきたのかという考察もされており、
副業禁止は肉体労働、ものづくり社会の発想です。人材を逃げないように囲い込もうという時代遅れの考えです。今はソフトや情報の時代です。ものづくりはゼロサムの世界で、他の仕事でエネルギーをとられたら損ですが、情報やソフトの世界はプラスサムの世界。成果を上げることがまた次の成果につながっていくんです。(P.164より)
と外向きサラリーマンのすすめの著者でもある太田さんが語られていますが、今の時代の仕事の性質を考えると、ダブルキャリアの考えは時代に合ってきているようにも思えるのと、人間の寿命が長くなって働く期間が長くなった一方で、会社の存続期間が必ずしも一生続くものでもなくなり、一生会社に面倒を見てもらえる時代ではなくなったというような点もあるようですが、それ以上に
仕事と遊びの区別が非常に曖昧になったことだ。労働が苦役でなくなったのだ。(P.84より)
という部分には、共感できるし、
終身雇用が幻想となった今、キャリアの複線化の準備をすることは非常に重要なことです。
〜中略〜
自分を最大限高めようと努力してみることです。どんな仕事についていても「人間力」を高めた人材は会社のほうから求めてきます。(P.140より)
ということも書かれていましたが、リスクヘッジのためにもダブルキャリアを追求しておいたほうが良いのかなぁと思い、それが結果的には
ダブルキャリアの目的は、「職業人生における自己実現のため」と言いかえることもできる。
〜中略〜
自己実現という言葉がしっくりこないのであれば、「いい顔をして生きること」と言い替えてもいい。(P.190)
になるのでしょうね。

このブログの紹介文で、ITと人材という2つの軸を書いているように、今まではITという軸が1つだけだったけど、今は人材というのが軸として確立しつつあるので、将来的には別にどっちが主で副でという区分けをする事なく働ければと思っていたりするので、刺激を受けた本でした。

おまけ:
リクルートエージェント出身の方が副業を斡旋する文字通り「ダブルキャリア」という会社を興しているそうで、ダブルキャリアを考えている人は一度チェックしてみては?
ダブルキャリア―新しい生き方の提案 (生活人新書 227)
荻野 進介 大宮 冬洋
日本放送出版協会 (2007/07)
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4 特別な人ができること
5 そういや、生き方って自分が決めるものだった。
5 ダブルキャリアで築くオンリーワンブランド

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by h5y1m141 | 2007-11-18 19:47

2大イベント無事終了!

本日、このイベントのプレゼンをやってきたのですが、元々お申し込みがかなり大勢いたのもあり、ザッと見た感じ80名くらいの方が参加されてました。

こんなに大勢の前でやるプレゼンは生まれて初めての多さにというのに加えて

・事前に練習して気づいたけど、そもそも30分で終わらない(1枚3分として12枚のスライドなので単純計算で36分なのですでに、スライド作った時点でダメだった...)
・昨夜Keynote使ってプレゼン練習してたら、突然Macがリブートした(Mac購入してからこんなトラブルは初)
・私の前の方がお話しした内容と少し方向性が似た部分があった

というような不安要素がいくつかあったのもあり、最初のうちは予想以上に緊張したのですが、中盤あたりから落ち着きを取り戻したのもあり、後半はうまいこと私の前にお話をしていた方の話もうまく引用したりして、結構良い感じで話し、最後に、AppleのCEOのSteve Jobsのプレゼンでお決まりのセリフである

”one more thing..”

というのを意識して、以下の写真のみのスライドを1つ昨夜急遽追加しました。
a0033832_11414585.jpg

言葉は一切いれてない抽象的なモノなんですが、なんでこれを入れたかというと、最近改めて、”出会い”というものの大切さを実感する出来事があって、今回のようなイベントに参加している人達も、同じ志を持った人が同じ時間に同じ場所に集まっているというのも1つの出会いであるわけだし、こういう出会いから何か色々と刺激を受ける事が(少なくとも自分にとっては)大切かと思っていたので、これを最後に見せながら、上記のような内容でプレゼンは終えました。

私自身は、熱く語る人間ではないですが、ただ上記のようなメッセージをどうしても伝えたかったのもあって急遽追加したのですが、うちの会社の人に感想聞いたら、最後のスライドはちょっとジーンと来るものがあったと行っていたので、結果的にはうまくいったのかなぁ。

ただし、お昼にたべたひつまぶしは、高い割に味は普通で、コストパフォーマンスとしては決して良くなかったので、久しぶりにお店の選択をミスった

まぁいづれにしてもこれで2大イベント(今日のプレゼンと、先日おわった5kmマラソン)が終わったのでちょっと気持ち的に楽になったかも。

おまけ:
そうそう、発表したスライドをslideshareのサービスを使ってアップしたので、興味あれば見てください!
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by h5y1m141 | 2007-11-15 20:31

第26回ねりま光が丘ロードレース

a0033832_20101010.jpgちょっとエントリが遅くなったけど、昨日第26回ねりま光が丘ロードレースに参加し、無事に5km完走しました。

タイムは28分30秒くらいだったような気がするけど、とりあえず30分を切ったタイムは初めてにしてはまぁまぁな結果なのかなぁー。走り終わって、体力的には比較的余裕があったんだけど、右足の膝の裏が痛くなって、これは先週の駒沢の時と同じ箇所なので、どうも走り方がよくないような気がしていて、もっと骨盤をうまく動かして、足に過度な負担がかからないように出来れば、もっと良いタイムが出せそうなので、これからも引き続き走るようにします。
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by h5y1m141 | 2007-11-12 20:14

日本がアメリカと世界を救う!

日本がアメリカと世界を救う!を先日読み終えて、なかなかまとめる時間が取れなかったのですが、今日は土曜日に仕事だった代休が取れたのでやっとまとめる事が出来ました。

著者の視点から見た、アメリカの大局的な戦略というか国益というものが何なのかを伺いしれたような気がします。

具体的には本書でも何度か言及されているのですが、アメリカが進めている 民主化、自由化の根底として、ドル市場の拡大があり、その拡大を押し進めるために

「資本の意志」
「力の意志」

という2つのキーワードを使って著者の方はアメリカの方法論について説明されています。

資本の意志というのは、お金のことを指し、力の意志は、軍事力や政治力を指されているようで、アメリカの大統領が交代になるごとに、この資本の意志が前面的に打ち出されるのかそれとも、力の意志が前面的に打ち出されるのかという違いはあっても、基本的な部分は民主化、自由化の根底にある、ドル市場の拡大を実現させるための手段に過ぎないようです。

■中国とアメリカの関係
このドル市場の拡大という視点で、中国とアメリカとの関係について触れており、中国の現在の経済発展をアメリカとしては許容しており、バブル気味な所があるようですが、仮にそれが崩壊した場合に、中国には内部に抱えている問題(例えば役人の汚職や、富裕層と貧困層との間での経済格差)が地方では以前から少しづつ発生していた暴動が、景気を牽引していた沿岸部でも倒産や銀行破綻による失業者の増加で暴動が飛び火する可能性があるため、中国としてはそういう不満を外部に向けるようにする必要があるそうです。

その敵国として、日本ではなく台湾を「1つの中国」の名の下に攻撃するのではということが書かれており、そのための法案(反国家分裂法)もすでに可決されているようです。

これを想定しているかどうかはわかりませんが、中国が台湾に武力行使した場合にアメリカが軍事加入するための法案(台湾関係法)もあるそうで、万一アメリカvs中国という図式の戦争になった場合、本気で勝てるとは中国の人民解放軍のトップは思っていないそうですが、一部には強硬派もいるようで、人民解放軍の中でクーデターが起こり、軍自体が崩壊し、イラクなどと同様の内戦状態になるが、最終的にはアメリカを中心とした多国籍軍が登場して治安維持&民主化を図り、国民主導ではあるが、最終的にはアメリカの傀儡政権を誕生させるというのが著者の読みだそうです。

この状態になれば、アメリカの国益であるドル市場の拡大も叶うということですが、もしもこのシナリオが本当ならばちょっと怖いですが、こういうシナリオを描くのが、5大シンクタンクのようで、
先に述べた保守系シンクタンク、ランド研究所の報告書「アメリカとアジア」の結論「中国が完全にアメリカの市場になる」とは、こういうことなのである。(P.118より)
とあり、これは前に読んだ第五の権力 アメリカのシンクタンクで、似たようなことが書かれていたのでこの辺りについては結構信憑性があるかなぁと思います。

■イラク戦争の目的

アメリカのイラク戦争の目的が石油利権ということが書かれる事が多いと思いますが、著者の方はちょっと違った視点を持っており、イラクが石油の決済通過をドルからユーロに変更したといことについて言及されています。

元々はイラクはドルで決済していたのですが、フランスがイラクに対してユーロ決済を持ちかけたという本当かどうかはわからないですが、フセイン大統領がユーロに切り替えたそうで、OPEC加盟国がイラクにならって石油の決済通貨を仮にドルからユーロに切り替えると、
当時の原油価格で計算してアメリカは1日につきおよそ3億ドルの赤字国債が発行できなくなったはずだといわれる。(P.139より)
となり、自国通貨の価値が減少するという自体は避けたいため、別のお題目(大量破壊兵器)でイラクに侵入したということのようです。

大局的に考えれば、本書のシナリオ通りに進むことも、現実的にありそうで、ちょっと怖いと思ったのですが、日本とアメリカの関係を語る上で個人的には年次改革要望書についての意見が本書で触れて欲しかったなぁ..

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by h5y1m141 | 2007-11-12 14:57 | 読書メモ

すごい会議

すごい会議-短期間で会社が劇的に変わる!がたまたま会社にあったので、昨日の電車の行き帰りで読んだのですが、これだけ世の中、lifehacks系のネタが増えてきているので、正直目新しいと感じることは無かったですが、とはいえ、この本の1刷が2005年6月で、2005年7月に7刷までいっていることを考えると当時としてはかなり売れた本みたいですね。

目新しいとは感じなかったものの、興味もった箇所としては
たぶん彼は、会社が面白くない理由を説明するのは上手だったと思う。しかし、「どのようにすれば」の質問文にしたら、初めて答えを考えてしまった。
~中略~
「できない説明ではなく、解決策を言ってほしい」というのは、すべての経営者が社員に対して求めているところだが、それを手に入れられる経営者は多くない。ところが、「どのようにすれば」と言い換えただけで、その状況がいとも簡単につくれてしまったのである。(P.60)

日本語に限らず同じような言い回しだったとしても言い方1つで、思いがけない方向性に物事が進むことはあると思うし、その言い回し1つで、相手に対して与える印象がガラっと変わることがあると思うので、こういうのはなかなか興味深いなぁーと感じます。

昔、英語で失敗したことがあってその時に指摘されて学んだのが、直接的な表現、例えばそれは間違っているみたいな言い方ではなく、動詞の否定形のような、少し持って回った言い方にして、「それは正しくない」みたいな言い回しをしたほうが、相手を傷つけないんだということを学び、それ以降、英語に限らず日本でもこういうような言い回しにするようにしています。

まぁ大した差ではないかもしれないけど、こういう細かい積み重ね1つ1つで相手に与える印象って結構違うかなぁと思うしね。
すごい会議-短期間で会社が劇的に変わる!
大橋 禅太郎
大和書房 (2005/05/18)
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おすすめ度の平均: 3.5
1 体験談
3 根気よく読み進める必要あり
2 経営マネジメントに対する会議の方法論

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by h5y1m141 | 2007-11-10 17:43 | 読書メモ

予約中の本

学生の時に宿題を片付けた後のような爽快感があるので図書館でいくつか本を予約したのですが、予約中の本で以下の5冊は早く読みたいなぁー

そうだ、葉っぱを売ろう! 過疎の町、どん底からの再生
横石 知二
ソフトバンククリエイティブ (2007/08/23)
売り上げランキング: 2492


コーヒーの真実―世界中を虜にした嗜好品の歴史と現在
アントニー・ワイルド 三角 和代
白揚社 (2007/04)
売り上げランキング: 74146


京都花街の経営学
京都花街の経営学
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西尾 久美子
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ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)
小澤 征爾
新潮社 (2000/00)
売り上げランキング: 3862


シブヤ大学の教科書
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シブヤ大学
講談社 (2007/09/14)
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by h5y1m141 | 2007-11-06 21:40