言いたいことが言えない人

仕事がら、何らかの悩みを抱えている色々な人に会うことが増えてきて、自分の中でなんとなくそういう人に共通していそうな所がありそうかなーと思っていた時期に、この言いたいことが言えない人―「恥ずかしがり屋」の深層心理 という本に出合いました。

この著者によると、「言いたいことが言えない人」の根底にあるのが、

人からよく思われたいのだが、接したらよく思われないと思うから人を避ける。よく人を避けるから心ならずも孤独になる。

言いたいことが言えない人―「恥ずかしがり屋」の深層心理 P.142より
のようで、私自身も比較的この傾向が強く、読んでいてとてもドキッとさせられました。

著者によれば、自己実現に喜びを見い出すことで人間は自己を確立できるそうで、他人からの評価に頼って自分に無理をして、自分を大きく見せたり、良く見せようとしても結局自分の得意なモノは見つからず、自分に自信が持てないということにつながるそうで、これはなかなか核心ついてるなぁーと思わず唸ってしまった。

「言いたいことが言えない」で悩んでいる人にとって、自分がなぜそういうことで悩んでいるかという背景を理解できる点ではこの本はとても良いのですが、具体的にはこれから何をすればいいのかという部分でスッキリしない所があるので、そういう状況に陥ってる人にはあまりオススメできる本ではないかも....

むしろ、そういう状況にある人が、何に悩み、何に苦しんでいるか理解する手助けになるように感じられる意味では、中間管理職で、20代後半や30代の人を部下に持つような人(まぁそういう点では自分にはとても役立った)にオススメの本じゃないかなぁー

言いたいことが言えない人―「恥ずかしがり屋」の深層心理 (PHP新書)
加藤 諦三
PHP研究所
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5 この本に救われた
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3 帰結が「幼児期の親子関係のみ」ってのは納得出来ないけれど

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by h5y1m141 | 2008-06-08 20:45 | 読書メモ
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