チョコレートの真実

チョコレートって、普段は特に何も意識することもなく食べていて、しかも、もうすぐチョコレートメーカーの戦略の1つであるイベントも迫っていることもあって、世の中では多種多様なものが売られていると思うのですが、こういった所はチョコレートの甘味の部分というか、食べた後の幸あわせな気分がどことなく反映されているのかなぁとふと思いました。

一方で、チョコレートの苦味とか、その濃い黒という部分については、特に意識することもないと思うのですが、チョコレートの真実を読んで知ったのですが、現実には、チョコレートの原料であるカカオの生産、流通を巡って、”闇の部分”が存在しています。

チョコレートがこれだけ安価に入手できるというのは、どこかに”歪み”があるからこそ成り立っているのかなと思い、

・安価な商品を求める消費者の国
・消費者の要求に応えるために、原材料価格を一定の水準で安く抑えようとするチョコレートメーカー
・チョコレートメーカーに大量に供給をして、儲けを生み出したいカーギルのような企業
・商品価格の安定や生活向上という表向きの理由とは裏腹に実際には私利私欲のために腐敗が蔓延しているカカオ生産国の政府

ということがあるために、安価な労働力を得るために、まだ幼い子供が人身売買によって、周辺諸国から集められて、危険な状況での労働を強いられていたり等と、カカオ生産者の搾取につながっているように感じました。

チョコレートの”闇の部分”を知ったからといって、特別何ができるとは正直思いつかないですが、少なくとも、こういうことが事実あるということだけでも知っておくだけでも、世の中の見え方が違うかなぁと思います。

この本と一緒に、食糧テロリズム―多国籍企業はいかにして第三世界を飢えさせているかも読むことで、こういった問題に対してより深くが理解できるかと思うので、興味ある方はそちらも読んでみてはいかがでしょうか?

チョコレートの真実
チョコレートの真実
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キャロル・オフ 北村陽子
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5 なんだか涙がでる。
5 私達に出来ることへ
5 「苦いチョコレート」

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by h5y1m141 | 2008-02-11 12:39 | 読書メモ
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