病とフットボール

エコノミークラス症候群のことについてページが大きく裂かれていることは無いのですが、本書読んで知ったのが、この病気は、一生付き合っていかなければいけないそうなのと、一歩間違うと、生命の危機にすぐに直結する位の病気のようです。

しかも厄介なことに、病気が発症した際に、血栓を溶かすための薬を一定期間は飲まないといけないそうですが、薬の副作用で、出血した時に、血が固まりづらいということで、サッカーという接触を伴うスポーツ選手からすると、結構致命的なことのため、発症した場合にしばらくは、プレーが出来なくなるようです。

病気を患った影響なのか、元々の考えなのかはわかりませんが、
何か自分にとって妨げがあるときは、弱くなりがちです。そこでがんばれる人は、自分をしっかり持っている。自分を理解できている人だと思うのです。自分自身もそうでありたい。自分に何が起こっているのか、何をすべきなのか、そういうことをすべて受け止めてやっていきたい。

病とフットボール P.46より
と書かれているように、今の自分の置かれている立場を理解して、その状態で、何をするべきかというのを常に考えているように感じられました。

その中で、特に高原選手のサッカー選手としての一番最大の目標は、ワールドカップで自分のパフォーマンスを最大限に出して、結果を出すということかなぁと思いました。

実際、
2002年はエコノミークラス症候群を発症してしまい出場できず、2006年は大会直前の練習試合でケガをしてしまい、全力で戦うことが出来ませんでした。自分にとってのワールドカップを、これで終わりにしたくないという気持ちがとても強いのです。
〜中略〜
今度のアジア予選、そしてワールドカップは、前回のような中途半端な状態ではなく、万全の状態で戦いたい。そのために、自分はどうすべきなんか。そのひとつの答えとして、近い将来、日本に戻ってプレーをすることも考え始めています。

病とフットボール P.165からP.166より
と書かれていますが、最大の目標を実現するために、今やるべきこととして何が最適なのかを常に考えていて、今回フランクフルトから浦和に移籍になったけど、万全の状態で戦うために下した決断なのでしょうね。

ぜひ浦和で活躍をしてもらって、Jリーグ、ACL、そして、ワールドカップ予選突破&本戦での活躍してもらいたいですね。
病とフットボール―エコノミークラス症候群との闘い (角川SSC新書 (016))
高原 直泰
角川SSコミュニケーションズ (2007/12)
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by h5y1m141 | 2008-01-14 21:10 | 読書メモ
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