素晴らしき日本野球

超一流じゃなくても「成功」できるを前に読んでから、長谷川選手の書く本がなにげに気になっていて、このGW中に本屋で素晴らしき日本野球を読み終えました。
流石に日本とメジャーの両方を経験している人の視点で書かれているのと、結構(というのは失礼かなぁ)経営者っぽい視点というかビジネスマンライクな視点でも書かれていることがあって、例えばMLBのアスレチックスが独自の指標を基にして球団作りをしているということが書かれているので有名になったマネー・ボールのことについて
僕なりに「マネー・ボール」の価値を考えていくと、企業への評価、株の世界に行き着く。アスレチックスが独特だったのは、定点観測の発想を野球に持ち込んだことだと思う。決して単年だけの観測にとどまらず、重視する指標を決めたらそれを何年間かにわたってチェックする。そして市場価値が下がったところで買いを入れるのだ。この発想はアメリカの投資家、ウォーレン・バフェットに通じるものがある。(P.114より)
とのことで、まさかウォーレン・バフェットが出てくるとは思わなかったけどたしかにその通りかなぁ。
あと、最後の方の章で、アメリカで成功する選手というのがあって技術的なこと(投手ならばコントロールがいいことと相手打者の研究を怠らないことの2つが絶対条件らしい)もあるけど、それ意外に柔軟性、つまり、環境に対して柔軟な気持ちを持って対応することが書かれていました。
何もこれは日本人がメジャーにいく時にだけ当てはまるだけではなく、反対に外国人選手が日本に来た時にも同様だろうし、こういった柔軟性というのは野球の世界に限らず、仕事をしていく上でも必要なことではないかなぁと。

ちなみに、松坂選手がボストンにいきましたが、日本人投手がアメリカで成功する秘訣が2つあるそうで
・英語が出来ないことに耐えられるか
・アメリカでは投手が配給のリードをする(P.36より)
とのこと。特に2つめのは、自分は知らなかったことだけにちょっとビックリしたけど、どうもアメリカではリトルリーグの頃から投げる球種を最終的に決めるのは捕手ではなく投手にあるというのが基本的な考え方らしい。そう考えると2年目にはいったシアトルの城島選手は、何かの雑誌(たぶんNumberだったかな)で読んだけど、今年はかなり投手から信頼されてリードを出来ているみたいで、城島選手の環境への適応能力だったり相手の信頼を勝ち取る術というのはかなり尊敬できますね。
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by h5y1m141 | 2007-05-07 22:00 | 読書メモ
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