図書館を使い倒す!

図書館を使い倒す!という本を、図書館に本を返却にいった際に面白うそうなので借りて読み終えましたが、期待以上に面白かった。

著者の方は図書館活用のポイントとして
1.図書館によって得意/不得意がある
2.情報を「なんとなく」探せる
ということをあげていらっしゃしました。

1.については、例えば豊田市中央図書館というのを例にすると、場所柄トヨタ自動車のお膝元ということもあり、自動車関連の資料が豊富に揃っているそうなのと、一番気付かされたこととして、普段使っているような公立図書館の重要な役割が、地元資料の収集という点で、その土地に根ざした情報については、その地元の図書館の方が得意としており、色々な統計情報についてもやはりその土地の状況にあったきめ細かい情報が地元にあるそうです。

さらに、資料以外に大切な点として、図書館にいる司書の方の存在で、
すべての分野をあまねくカバーする公共図書館の場合、司書はその守備範囲を広く浅くカバーすることが求められる。そのため司書が専門分野の突っ込んだ疑問に回答できない、あるいは資料を見逃すこともある。
と書かれており、そういう意味でも図書館によっての得意、不得意を意識するのは重要なんですね。

2.については、図書館の蔵書は日本十進分類法というルール(図書館で本を借りると、本に3桁の数字がついているけど、あれのことです)にしたがって整理されており、が、なんとなく調べものをしたい場合には、そこに関連しそうな棚を見つけて、なんとなく眺めていると、知りたい情報が見つかるっていうようなことは、実際に本を借りに行った際に自分も経験あるので、この辺りの話は実感としてよくわかりますね。

著者の方が実際に棚を眺めていた際のことが書かれていたので少し引用すると
変わったところでは、「農家の余暇・旅行白書」(全国農協観光協会)という調査も毎年なされている。農家では一泊以上の国内旅行に行く人が多いのは3月、10月、11月であり、海外旅行は2月と3月が多く、逆に両方とも少ないのは12月という、給与所得者とは異なる行動パターンがあるのがわかる。
〜中略〜
同じ棚に並んでいる「外客接遇」(日本観光協会)と題されたマニュアルだ。これは旅行業者向けに作られた解説書で、外国人旅行者を迎えたときにどんなトラブルが起こりうるのか、どうしたらスムーズなコミュニケーションが図れるのかを極めて実践的に図解を交えて解説している。
という感じで、ちょっとネタっぽいけど、こういうのって棚をなんとなく眺めていた結果っていうのはなんとなくわかりますね。

あと「なんとなく探せる」という部分において、新聞の切り抜き記事というのが結構役立つらしく、例えば
•調べたい人がわからない
•調べたい事が何かわからない
というような「誰を探すべきか?」「何を探すべきか?」という状況に置かれた場合には場合に切り抜き資料がある図書館というのは威力を発揮するみたいで、その例として、名古屋市鶴舞中央図書館というのが、切り抜き資料をあるテーマ毎(例えば、郷土地誌、郷土文化、郷土人、etc..)に残されているそうです。

最近難しい本ばっかり読んでいたので、こういうちょっと小ネタっぽいのを読んでちょっと気分的にもすっきりしたし、繰り返しになるけど期待していたよりも面白かった
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by h5y1m141 | 2007-02-25 20:12
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