伊勢丹はなぜトップブランドになれたのか

07-01-30_21-08.jpg全く仕事に関連があるわけじゃないけど、年始にユニクロvsしまむら―専門店2大巨頭圧勝の方程式を読んでから、ちょっとアパレル業界系の本に興味がでてきたのもあって、伊勢丹はなぜトップブランドになれたのかをこの間の週末で読み終えたので、この前書き留めていた内容のメモをべーすにしてこの写真のW-ZERO3のキーボードでまとめてみました。(ここから下は、基本はW-ZERO3使って書いたけど、こうやって見ると自分でもよくこれだけの文書かけたなあとちょっとびっくり)

新宿は新しい地下鉄開通にともない、競争が激しいそうで特に高島屋は駅直結という利便性で一時は優位だったが、店員が少なく、結果接客面でのマイナスという状況にあるために、これからまきかえしを測るとのこと。

西口の京王は独自路線の戦略で自主MDで若い人にはダサイとうつるかもしれないけど、中高年女性には安心感のある品ぞろえということらしく、これはこれである意味正解なのかも。

もう1つの西口のデパートといえば、小田急があるけど、最近変化をしているそうで、伊勢丹出身の経営陣による巻き返しをはかり、それを後押しするように、親会社の小田急電鉄が資産から小田急百貨店を切り離して、営業に注力できる体制になったみたいです。

伊勢丹はどうかっていうと、売上高経常率が4%とかなり高い(地方の百貨店だとこれが1%を下回る場合もあるとのこと)状況で、それをささえている部分としては、以前からのファッションの伊勢丹というイメージも定着していて、実際自分も、たまにだけど伊勢丹メンズ館でお買い物したりすると、なんだかそれだけでちょっと優越感を感じるので、すっかり伊勢丹の戦略にハマっています。。

ちなみに百貨店の売り場構成として

ハコ:俗にいうブランドショップ
平場:百貨店オリジナル。商品はすべて買取で利益率高いけどリスクも高い

というものがあり、比率として個性のない店だとほとんどがハコになるそうです。現在の伊勢丹ではハコが7割で、将来(というか理想型)はこれを6割にもっていくことを視野にいれているそうです。

ハコはブランド力があるのと人件費はブランド側で持ち出しのため、百貨店側の負担もそれほど大きくなくしかもブランド力による集客力があるので、一見すると魅力が多いけれど、価格設定などに関しては、ブランド側の意見が強く例えば百貨店側で、全店統一のキャンペーンとかうちたくても、ブランド側ではそういうのにのっかると、ブランドの価値みたいなものが損なわれる可能性があるので、そういう部分の難しさがあるそうです。

あと、お客さんのデーターもブランド側で囲い込んでいるので、その点も百貨店がわとしてはデメリットとのことで、やっぱり話はそうは甘くはないみたい。

百貨店営業の基本として、お客さまに対して付加価値の提供、具体的には

1.豪華な雰囲気(高級商品)
2.コミュニケーション(リピーターを覚える、気持ちのよい笑顔など)
3.高度な商品説明(今年のトレンド、商品に対する様々な情報)

というのがあるそうで、伊勢丹の画期的なところとして、本来は格や実績を重んじる百貨店にあって、解放区という無名デザイナーも登用してデザイナーを育成する場として、伊勢丹も商品買取をしてリスクをとった売り場を作った点にあるっぽく、結果、アナスイのようなブランドが生まれたそうで、仕掛け人として、あの藤巻さんだったそうで、この辺りは業界的に、うとい自分としては、「へぇーすごいんだね。」ってちょっと感心しました。

きちんとメモっていないからかもしれないけれど、この本だけでは、伊勢丹の強さみたいなものがあまり伺い知れなかったので、他に出ている本が図書館にあれば読もうかなぁって思ったけど、アパレルつながりでユナイテッドアローズ心に響くサービスというのを、この前買ったので、まずはこっちを読んでからかなぁ
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by h5y1m141 | 2007-02-06 20:52
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