突出した個は潰される?

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ちょっと古いですが、2006/11/21の日経新聞に、スポートピアというコラムで脚本家の内館牧子さんが
スポーツ界に限らず、突出した素質と努力を重ねてきた若い人間を、大人はもう少しゆったりと見守っていいのではないか。ハンカチ王子だって、何かひとつきっかけがあれば、いつ貴乃花や亀田と同じ目にあうかわからない。 そんな日本であるなら、あまりにも情けない。
ということを書かれていました。

この前読み終わった知的複眼思考法というかなり古い本(1996/9)なのですが、その当時の世相を反映したような記述があって、その頃も社会的にいじめが問題になっていたらしく、著者の方がいじめの背景として、結構本質をついているなぁって思ったことを書いてました。

著者の方が言うには、集団の異質性は、集団から排除を受けるというようなことを書かれていましたが、この本と上記の脚本家の内館さんが指摘している所ってなんか通じる所があるかなぁって思った。

ちなみに、知的複眼思考法の中で、1つ興味深い事例を上げていて、いじめは割と低学年(例えば小学校、中学校など)で確認できるような現象だけど、年を重ねていくにつれてその現象が確認しづらく、著者の方の考えでは義務教育機関は、ある程度の強制力が働き、その集団に属さざるをえない状況にあるけど、そういう環境下において、異質性を発揮する”個”というのは、集団からの排除を受けやすくなるということを書かれていました。

こういう状況って、何も日本の学生時代に固有の問題でもなく、他の国での特定の集団(たしかどこかの国の兵役義務が例だった気がする)でもやはり、こういう集団からの排除っていうのは確認できるそうです。

なんか色々書いていて、結局どうまとめていいかわかんなくなったけど、少なくとも10年くらい前にも、今と同じような状況が生じているというのは、ちょっと悲しいなぁって思った
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by h5y1m141 | 2006-12-05 21:46
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