商品の時代

a0033832_2129193.jpg原油価格の高騰のメカニズムというエントリーで、ちょっと石油について書いたけど、この時になんとなく石油だけではなくって、トウモロコシとか小麦などの商品について知りたくなったから、大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代というのを図書館でずっと予約していたのですが、やっと順番が回ってきて、この週末に読み終えました。

大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代読んでいて、個人的に興味深かったのは、コーヒーで、(冷静に考えれば当たり前かもしれないけど)コーヒー豆を収穫するまでに3−5年くらいかかるそうです。ただ、コーヒー豆は収穫する際に手作業でやるそうで、かなり生産コストが高い割に、販売価格が低すぎた時期が続いたそうで、コーヒー農家の方達はコーヒーの木にあまり手をかけなくなったり、場合に寄ってはコーヒーから、他の儲かる作物に鞍替えした結果、供給される数が少なくなっているそうです。

この当たりの補足となる情報がないかなぁと探していたら、Niagara珈琲さんのこのエントリーで、ちょうど良い内容を見つけたので、ちょっと引用させていただくと、
大手商社などによると、コーヒー生豆の国際市場価格は、02年以降上昇が続き、1ポンド(453グラム)あたり40セントから昨年は1ドル20セントまで高騰。現在も1ドル10セント前後で推移している。コーヒーは生産過剰による価格暴落を受け、02年ごろまで生産調整をした。この結果、値段は上がったが、栽培を放棄した畑が荒れ、「生産再開には4、5年かかる」(商社)といい、供給がにわかに増える見込みはない。
だそうです。

商品の時代の本文中にも取り上げられていたのですが、商品先物は、「危ない」というネガティブイメージが付いて回ると思うのですが、何がリスクなのか(レバレッジをかけすぎず、間違っても余裕資金を上回る金額を投資してしまわないようにするといったところとか)をきちんと見極めるのとファンダメンタルが何かというのをきちんと勉強すれば、一般に思っているような「危ない」というイメージは無いんじゃないかなぁと思います。

別に、商品先物を勧めているわけじゃないけれど、「xxさんが危ないから辞めた方が良い」というような理由だけで全く投資対象から外してしまうのも、好ましくない選択肢なのかなぁと思ったし、TVや雑誌なんかで宣伝されている金融商品の中で、言葉は良くないけど、ボッタくっているようなものもある(*)わけだから、自分が買おうとしているものについては、それがどのようなものであれ、きちんと理解しておく必要はあるのかなぁと、この本を読んで改めて思った。

(*)
くわしくは金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレかを読むとわかりますよ!
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by h5y1m141 | 2006-11-06 21:28
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