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下流喰い

つい最近、下流喰い読み終わっていたから、たしか昨日の日経に過払い金(Webだとこれかな?)についての報道がされていたのと、報道特集で、「消費者金融問題・・オシツケ融資とは!」というのが放送されていたみたいで、なんとなくだけどこの手の問題がわかったような感じがします。

下流喰いを読んで知ったのですが、一昔前の消費者金融での優良顧客というのは、40代後半くらいの家族持ちのサラリーマンで年収300万円程度というイメージだったらしく、この年齢くらいになると、ローンの返済やら、教育費やらで何かとお金がかかるからということだったらしい。

この時代はあまり借金するということに対して世間全般で後ろめたさのようなものがあったらしいけど、ある時(この部分詳細にメモるのを忘れた...)を境に、貯金してからモノを買うという行動ではなく、借金でもいいから欲しいモノをまずは手に入れようという意識がやがて一般的にうけれいれられるようになって以降、消費者金融の優良顧客が従来の40代後半から、低収入(200万から300万)の若年男性で、「現金でしか楽しめない享楽(=ギャンブル、女、薬物とか)」にハマっている人だそうです。

こういうお客さんの中でも、毎月の支払いが、利息分のみという感じで、元本の返済にまで至らないような人が、消費者金融にとっては最高の顧客になるらしい。

ちょっとうまくまとめきれていないけど、「下流喰い」というタイトル通りの内容が書かれていて、この本を読むとお金を借りることに対して、慎重になるから、消費者金融の人達もご利用は計画的にという前に、こういう本をお金を借りようとしている人に、この本をプレゼントするなりしてもよいのではとかって思った。
by h5y1m141 | 2006-10-23 22:28
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