内定者増加は喜ばしいことかな?

さっき、ニュースで来年春の新卒者の内定式を取り上げていて、なんでもバブル期以来の売り手市場らしく、学生によっては、かなりの内定をもらったみたい。

asahi.com: 「内定したけれど」揺れる学生 秋・通年の採用増も影響 - 教育というasahi.comのニュースの一部を抜粋すると、
心が揺らぎ始めたのは、ある役員の言葉がきっかけだ。保険金不払い問題で「現場の状況をよく知らなかった」との発言に、「プロ意識がないのか」と感じた。「就活が面倒だからここにした」という他の内定者にもがっかりした。会社との接触が増えるたびに、違和感が募る。
という趣旨の内容がありました。

自分自身は、とっくの昔に学生を卒業しているから、最近の就職活動の状況はわかんないけど、感覚的にはこの「プロ意識がない」と感じてしまうことには共感ができます。

9月に読み終わった若者はなぜ3年で辞めるのか?からちょっと引用をすると
もう「なんでもやります」的な人間はお呼びではない。そんな人材なら正社員でなくとも派遣社員で十分まかなえる。企業が欲しがっているのは、組織のコアとなれる能力と、一定の専門性をもった人材なのだ。
ここで彼らは初めて考え込むことになる。自分のやりたい仕事は何か、どういう分野で成長していきたいか。
ってなことが書かれていました。

つまり、就職活動の段階で色々な情報を収集するうちに、企業が即戦力としてかなり高いハードルのことを要求して、学生なりに一生懸命考えて、いざ内定をもらったら、上記のasahi.comのようなことを身内の社員から言われたり、そういう姿を目にするかもしれないと考えてしまって、なんかこう、モヤモヤとしているんじゃないかなぁ。

自分達が新卒の頃から数年間はかなり新卒採用を押さえていたから、会社によっては、かなり年齢構成がいびつになっていたりして、かつ、年功序列的な考えがしっかりと身に付いている人が先輩だったりして、その姿が場合によってはあまりポジティブな印象を持てず

「あー、俺の将来はこんな姿なのかな.... 」

と感じてしまうんじゃないかなぁ。

内定者増加というのは、企業の業績が回復傾向にあるから、確かに喜ばしいような気もするかもしれないけど、実際にはかなりの数のミスマッチがあるような気もするから、諸手を上げて喜べないと思うんだけどね。
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by h5y1m141 | 2006-10-02 21:53
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