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正社員でいることのデメリット

正社員っていうのは雇用が安定していたり、ボーナスが出たりなどという点では、他の就業形態と比較するとメリットとなるものもあると思うけど、デメリットって結構あるような気がした。

会社の命令で、例えば

−転勤
−部署の異動

などで、自分の意識とはそぐわない仕事に就き、会社に言われるがまま仕事をしてきたら、ある日突然、その仕事が縮小して仕事がなくなり、そうなって初めて、自分の市場価値に気づく。

しかも、「競合他社」と言われるものが従来だったら、日本国内だけを見ていれば割とよかったのかもしれないけど、今後はある程度外国の企業というものも、意外に無視出来ない存在になるんじゃないかなぁ。

お金の預金に例えると、銀行に定期預金したとして最近は、金利が上がっているので、結構得をした気分になるけど、銀行以外で、もっとよい金融商品があって、そちらの方が、得をすることになっているはずなのに、そういうことに気づかず、しかも、気がついたら、世の中の物価が上昇しているのに、銀行の定期預金の金利はその物価水準と同じように上昇しなかったとすると、実質的には損をするし。

まぁ、お金の預金の場合、定期預金だったら、途中解約のペナルティさえいとわなければ、他のものに乗り換えればいいけど、仕事の場合には、こういう状況になって、他のものに乗り換える(つまり転職)といっても、市場価値として魅力がなかったりすると、自分の思う通りにはならない可能性がとっても高いと思う。

もちろん、正社員全部がこのような状況にあてはまるわけではないけど、少なくとも、自分の会社のことだけを見ていて、世の中の動きとかを「面倒だから」「自分には関係ない」と思って過ごしていたら、ある日突然、とんでもないことが起きてしまい、身動きがとれなくなることもあるんじゃないかな.....

こんなことを考えたのが、この前読み終わった、フラット化する社会を読んでいてなんだけど、フラット化する社会のことは、また別のエントリーで。
by h5y1m141 | 2006-09-05 21:31
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