海のテロリズム―工作船・海賊・密航船レポート

海のテロリズムは、2006/07/28に読破してエキサイトブログのライフログという機能でメモ書いていたんだけど、ライフログって検索できないから、ブログで公開することにしました。

マラッカ海峡付近は、海賊多発地帯ってなんかで読んだ記憶があったけど、その辺りのことについてかかれていて、マラッカ海峡は、周辺諸国(シンガポール、マレーシア、インドネシア)がそれぞれ警備、監視をするそうで、特定の国の管轄でおこなっているわけではないそうです。

そうなると経済的に貧しい国(上記の場合だとインドネシアが該当)と、そうでない国(これはシンガポールが該当)との間の、監視体制にも差がでるのは当然なのと、マラッカ海峡周辺には、大小様々な島が存在しているみたいで、海賊の隠れ家にとってはぴったりの島があり、しかも村ぐるみで、海賊行為を行っている場所もあるみたい。

なんで、村ぐるみでそういう海賊行為を行うのかというと、根底にあるのは、”貧しさ”だそうで、貧しい村のひとは、海賊がもたらす盗品、金品などを享受することで、自分達の生活をなんとか維持でき、その代償として海賊を隠まっているそうです。

海賊は自分たちが奪った一部をこういう村人に渡す代わりに、隠れ家を手に入れることで、自分達の商売を実行できるというWin-Win の関係が成り立っているみたい。

日本の場合、直接海賊から、襲われる危険性はないけど、石油などの商品を海運に頼っている以上、ヒトゴトではない問題なんだということにちょっと気付かされたし、この本を読み終わった後に、最近ニュースで取り上げられた北海道沖の漁船の拿捕とかもあったりしたから、日本周辺の海でどんなことが起きているのかをなんとなく知りたくなるきっかけになる本かも。
[PR]
by h5y1m141 | 2006-08-31 22:01
<< 原子力と環境 超一流じゃなくても「成功」できる >>