利付債の税制について

利付債のインカムゲイン、キャピタルゲインは税務上区別されている。

インカムゲイン
途中で売却した場合には経過利息として非課税だが、償還まで持った場合には20%の源泉分離課税。キャピタルロスはないものとされている。

キャピタルゲイン
途中で売却した場合には非課税だが、償還まで持った場合には、一番救いのない雑所得として総合課税されてしまう。キャピタルロスはないものとされている。

また個人投資家の場合には、償還価格を大きく超えている債権(オーバーパーというらしい)は、クーポンの利回りは高いものの、キャピタルゲインは現在価格が償還価格を超えているために、マイナスとなる上に、インカムゲインに課税されるため利回りがよくないため、オーバーパーの債権は買わないほうがよい。詳しくは下記の表を参照

クーポン10%(年1回)償還まで3年の債権税率
a0033832_14364415.jpg


おまけ:Excel のアドインのYIELD関数を使うと、税引き後の利回り計算ができる。



使い方:YIELD(受渡日,満期日,利率,現在価値,償還価額,頻度)

用語の説明
受渡日(債権を受け取る日)
満期日(債権が償還する日)
利率(クーポン)
現在価値(投資家が購入する価格)
償還価額(通常は100円)
頻度(年間の利払い回数)
[PR]
by h5y1m141 | 2005-01-13 14:00 | おかねのこと
<< 脳死は妥当か、欧州と日本の違い 利回りと債券価格の関係 >>